完全新作『バイオハザード』不気味すぎるクリーチャー、リアルにこだわる制作の舞台裏

原作ゲームと同じく、さまざまなクリーチャーも魅力的な『バイオハザード』
原作ゲームと同じく、さまざまなクリーチャーも魅力的な『バイオハザード』

 カプコンの大ヒットゲームを完全新作として映画化した『バイオハザード』。『WEAPONS/ウェポンズ』(2025)のザック・クレッガー監督が新たなアプローチで実写化した本作に登場するクリーチャー制作の舞台裏を、出演者たちの動きを担当した振付師が、Instagramを通じて明かしている。(ネタバレ注意。以下、一部映画の内容に触れています)

こうやってたの!?ヤクブ・ドヴォルザーク氏Instagramの動画

 本作の主人公ブライアン(オースティン・エイブラムズ)は、医療品搬送を担う配達人。特殊部隊のような体力も戦闘スキルも持たない“普通の人”でありながら、ラクーンシティ総合病院への配送業務を請け負ったことから、恐怖の一夜を過ごすハメになる。

ADVERTISEMENT

 オリジナルストーリーでありながら、クレッガー監督は、「バイオハザード」をプレイした時のような、サバイバルホラーの恐怖と緊張感をスクリーンに再現。そんな本作の恐怖を象徴する要素の一つが、ウイルスによって人間や動物が変異したクリーチャーたちだ。

 劇中のクリーチャーたちは、視覚効果だけでなく実物も駆使して表現されたという。公式資料によると、予告編にも登場する下水道に鎮座する巨漢の変異体はアニマトロニクスで表現されている。クレッガー監督がColliderに語ったところでは、彼の腹から飛び出してくる“何か”以外はデジタル加工もしていないという。

 そのなかでも、特に強烈なインパクトを与える存在が、予告編にもチラリと登場する“人間の集合体”のようなクリーチャー。人間の頭を中心に集まり、外に伸びたいくつもの手足でぐるんぐるんと転がる姿は狂気そのもの。そのビジュアルのインパクトは、まさに本作の恐怖を象徴する存在と言えるだろう。

 本作でクリーチャーを演じる出演者の動きを指導するムーブメント・コーディネーターを務めたのが、チェコのダンサーで振付家のヤクブ・ドヴォルザーク・フドリツキ氏。フドリツキー氏が自身のInstagramで紹介したこのクリーチャーの練習風景には、複数のパフォーマーが体をハーネスなどでつなぎ合わせ、タイミングを合わせて回転することで、あの不気味な動きを構築していたことが明かされている。

フドリツキ氏Instagramのスクリーンショット

 しかし、クレッガー監督がColliderに語ったところによると、最終的に本編で使用された映像は、VFX制作大手のWETAによって表現されているという。監督は「5人がかりで側転で転がり続けるような動きを構築してもらったのですが、素早さに欠けるし、常に人間の頭が映り込むので、映画に求めるものではなかった」。それでも、できるだけ実物での撮影にこだわったというクレッガー監督はその手法を使うつもりだったが、WETAが提示したイメージが完璧であったため、採用を決断したと語っている。(編集部・入倉功一)

映画館で上映中の最新映画がお得に楽しめるキャンペーン実施中!|U-NEXT

※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
  • Googleで優先するソースとして追加
ADVERTISEMENT