遠藤憲一、朝ドラ「ブラッサム」で“朝にしてはクセの強い役”を満喫

石橋静河が主人公を務める連続テレビ小説「ブラッサム」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)で文芸雑誌の編集長・黒崎大三郎を演じる遠藤憲一が、自身が演じるキャラクターの破天荒ぶりや、相棒役を務める井浦新との関係性について語った。
本作は、激動の時代を舞台に、情熱的に人を愛し自らの道を切り拓く主人公・珠(石橋)の波乱万丈な歩みを描く朝ドラ第115作。遠藤が演じる黒崎は、日本屈指の文芸雑誌「首都公論」を率い、豪胆な性格と鋭い審美眼で文壇を牽引するキーパーソンだ。
これまで「ロマンス」(1984)、「てっぱん」(2010)、「わろてんか」(2017)に出演してきた遠藤は、「ホームドラマ自体が好きなのでまた朝ドラに出たいと思っていました。でもヒロインの父親役も続いたのでもう来ないかなと。さすがに今回は父親役ではありませんでしたが、黒崎という個性の強い役が来てうれしかったです」と約10年ぶりとなる大阪制作の撮影現場を振り返る。
豪快さと鋭さを併せ持つ黒崎について、「その勢いを出しつつ、作家の才能を見抜く能力にたけた鋭さや心の中の純度の高さというギャップを表現できたら」とアプローチ。副編集長・山中役を演じる井浦新とのコンビネーションについては、「『首都公論』がいい結果を生んでこられたのは、直感でワッと行くタイプの黒崎と冷静な分析ができてきっちり理論で後押ししてくれる山中の二人三脚だったから。井浦君とは昔から穏やかな物言いの中に力があるところがすてきですね」と厚い信頼を寄せた。
また、第5週で珠に原稿の感想を伝える場面(第24回)が特に印象に残っているといい、「ストレートにすごいと言わず、あえて足りないものを見つけて本人に思いきりぶつけます。まずはここが黒崎という役の大きなポイントだと思って演じました」と明かした。
最後に遠藤は、「珠ほど波乱万丈な主人公は、朝ドラになかなかいないと思います。当時としては相当勇気のある生き方をしているところが最大の見どころで、朝ドラの新風という感じがします。朝にしてはクセの強い役ですが、そういった部分も含めて楽しんでもらえたらうれしいです」と視聴者に呼びかけた。
連続テレビ小説「ブラッサム」はNHK総合にて毎週月曜~土曜午前8時より放送中(NHK ONEにて同時・見逃し配信あり)



