マーベル、パトリック・スチュワートさん追悼 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が遺作に

現地時間28日、アルツハイマー病およびレビー小胞型認知症との闘病の末亡くなったイギリスの名俳優パトリック・スチュワートさんの遺作は、マーベル・スタジオ製作の映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日日米同時公開)になるとVarietyが報じた。
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パトリックさんは、2000年公開の『X-メン』から特殊能力を持つミュータントで構成されたヒーローチーム「X-MEN」の創設者プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア役を務めてきた。その後も『X-MEN』シリーズの続編映画、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『ウルヴァリン:SAMURAI』といったスピンオフに出演し、2017年公開の『LOGAN/ローガン』で一旦シリーズを卒業したパトリックさんは、同役を16年228日務めたとしてギネス世界記録にも認定された。
その後、2022年公開のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でシリーズに電撃復帰。ドクター・ストレンジが出会う秘密結社「イルミナティ」を束ねるチャールズ・エグゼビアを演じた。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』では、イアン・マッケランさん(マグニートー役)ら『X-MEN』シリーズのオリジナルキャストと再共演を果たしている。
マーベル・スタジオは、パトリックさんの訃報を受けて公式Xで追悼文を発表している。「マーベル・スタジオ一同、深い悲しみに暮れています。サー・パトリックは、並外れた気品、知性、そして人間味をもってチャールズ・エグゼビアに命を吹き込み、『X-メン』から『LOGAN/ローガン』、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に至るまで、何世代ものファンにとってのそのキャラクター像を決定づけました。彼は唯一無二の才能を持ち、寛大で献身的な共演者であり、真の紳士でした。妻のサニー、子供たち、友人、そして彼の芸術によって心動かされた世界中のファンへ、心よりお悔やみを申し上げます」
『X-メン』の製作助手からキャリアをスタートさせたマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「『X-メン』の撮影現場で初めてサー・パトリックを目にした時のことは、決して忘れません。唯一無二のピカード艦長として何年も彼を知っていた私にとって、それは畏怖の念を抱くような瞬間でした。実際に会うと、彼は聡明で、魅力的で、温かく、寛大で、静かな強さと重厚さを備えていました。カメラの回っていないところでの彼はさらに素晴らしく、見事に冴えわたるユーモアのセンスを持っていました。彼と知り合い、共に仕事ができたことは、真の光栄でした。彼の遺産は、何十年にもわたる素晴らしい作品群の中だけでなく、彼が導き育ててきた数多くの人々の心の中にも生き続けています」と故人を偲んだ。
そして、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のメガホンを取ったアンソニー・ルッソ監督&ジョー・ルッソ監督は「私たちは幸運にも、子供時代のヒーローたちと一緒に仕事をすることができました。サー・パトリック・スチュワートは、いつまでもその一人であり続けるでしょう。誰の目にも明らかな圧倒的な存在感と、比類なき高潔さを備えた伝説的な俳優でした。サー、私たちを楽しませてくれて、本当にありがとう。スクリーンの内外を問わず、人間性というものを教えてくれてありがとう」と自身のInstagramでコメントしている。(編集部・倉本拓弥)



