次の朝ドラは?【2025年・2026年の作品一覧】
今後放送されるNHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)の作品をまとめて紹介する。
2025年9月29日より放送中「ばけばけ」主演・高石あかり(高=はしごだか)

連続テレビ小説の第113作「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルのオリジナルストーリー。外国人の夫と共に怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語をフィクションとして描く。脚本はNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)などのふじきみつ彦。
小泉セツをモデルとしたヒロイン・松野トキを演じるのは、2,892人が応募したオーディションから選ばれた高石あかり。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした夫・ヘブンを、国内外1,767人が応募したオーディションから選ばれたトミー・バストウが演じる。全25週(125回)。
【作】ふじきみつ彦
【音楽】牛尾憲輔
【主題歌】ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
【出演】高石あかり、トミー・バストウ、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、福地美晴、堤真一、板垣李光人、吉沢亮、北川景子、シャーロット・ケイト・フォックス、倉沢杏菜、安達木乃、岩谷健司、前原瑞樹、阿佐ヶ谷姉妹、生瀬勝久、池谷のぶえ、野内まる、岩崎う大(かもめんたる)、朝加真由美、北香那、酒井大成、柄本時生、杉田雷麟、日高由起刀、下川恭平、濱正悟 ほか
2026年度前期「風、薫る」ダブル主演・見上愛&上坂樹里
第114作「風、薫る」は、文明開化が急速に進む明治を舞台にした、二人のナースの冒険物語。原案は田中ひかる著の「明治のナイチンゲール 大関和物語」で、大関和(おおぜき・ちか)さん(1858-1932)と鈴木雅(すずき・まさ)さん(1857-1940)をモチーフとするが、原作はなく、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み奔走した二人とその仲間たちのストーリーをフィクションとして描く。
脚本を手掛けるのは、NHKドラマ「ダルマさんが笑った。」(2014)や映画『あやしい彼女』(2016)などの吉澤智子。連続テレビ小説初出演となる見上愛が主人公・一ノ瀬(いちのせ)りんを演じ、もう一人の主人公・大家直美(おおや・なおみ)役は、2,410人が応募したオーディションから上坂樹里(連続テレビ小説初出演)に決定した。2025年9月8日に栃木でクランクイン。放送は2026年春予定。
【作】吉澤智子
【出演】見上愛、上坂樹里、水野美紀、早坂美海、小林隆、小林虎之介、つぶやきシロー、岩瀬顕子、三浦貴大、根岸季衣、大島美幸、義達祐未、たくや・かずや(ザ・たっち)、原田泰造、北村一輝、佐野晶哉(Aぇ! group)、藤原季節、林裕太、坂東彌十郎、内田慈、小倉史也、片岡鶴太郎、松金よね子、広岡由里子、春海四方、多部未華子、高嶋政宏(高=はしごだか)、二田絢乃、中田青渚、井上向日葵、丸山礼、研ナオコ
2026年度後期「ブラッサム」主演・石橋静河
第115作「ブラッサム」は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとしたオリジナル作品。好奇心旺盛で即行動する主人公・葉野珠(はの・たま)が故郷の山口・岩国を飛び出し、結婚や離婚、震災に戦争、倒産に借金と、波乱万丈な生涯を送りながらも小説を書くことは決してやめず、作家としての地位を確立して読者に幸せを運んでいくさまを描く。
ヒロイン・珠を演じるのは、制作陣からオファーを受けた石橋静河。石橋が朝ドラに出演するのは、「半分、青い。」(2018)以来8年ぶり2回目となる。脚本を手掛けるのは、第109作「ブギウギ」(2023)や、夜ドラ「あなたのブツが、ここに」などの櫻井剛。2026年秋放送予定。
【作】櫻井剛
【出演】石橋静河
(C) NHK
(清水一)


