嘘でしょ…衝撃体験味わう神作4本
提供:4社合同企画
じめじめと心ふさぐ梅雨のシーズンを吹き飛ばすような予測不能な映画体験を味わえる衝撃作がズラリ! “マッドマックス越え”と評され賞レースを席巻する問題作、デンマークで記録的大ヒットを飛ばした、みんな大好き“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演作、今、最も次回作を渇望される吉田恵輔監督(※吉=つちよし)の真骨頂、スティーヴン・キングの初長編に基づくスリラー……スクリーンで観るからこそ体験できる“品質保証”印の厳選4本を紹介します。
『シラート』(公開中)
圧倒的没入感!過酷で予測不可能な父子の旅路に“くらう”
提供:トランスフォーマー
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーに名を連ねたことでも注目を浴びる本作は、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートをはじめカンヌ国際映画祭審査員賞受賞など、計49受賞124ノミネート以上と賞レースを席巻しまくり。昨年10月に東京国際映画祭で特別上映された際にはチケットが即完! と話題が絶えない。 “『マッドマックス』越えの衝撃映画体験”という触れ込みに偽りなく、“ネタバレ厳禁”のとてつもない衝撃をもたらす問題作だ。
物語は、モロッコの砂漠にそびえたつ巨大なスピーカーを背景に人々が踊り狂うレイブパーティーから始まり、“一体何を見させられているのか?”とざわざわし、冒頭で一気に心をつかまれる。そこへ紛れ込んでいく明らかに場違いな父子は「MISSING」の張り紙を手に必死に娘の姿を探し求め、なりふりかまわない切実な様子にどっぷり感情移入。誰もが彼らが救われることを願わずにいられないが、その旅路はあまりにも過酷かつ予測不可能で、最後の最後まで一瞬たりとも目が離せない。
タイトルの「シラート」とは「天国と地獄をつなぐ細い橋」のこと。イヤな予感しかしないワードだが、果たして一体何を意味するのか……? 一体どうやって撮ったのか? と驚くような光景が続き、その答えが分かるころには、想像を絶する終着点を目にしているはずだ。
また、Dolby Atmos で制作された本作はアカデミー賞音響賞ノミネートも納得で、五感を刺激する「音」がとても重要。観客はまるでレイブ会場に迷い込んだかのような感覚に陥り、スクリーンでしか味わえない極上の体験を味わえる。砂漠で爆音で流れるクラブ・ミュージックが得も言われぬ快感をもたらし、音楽ファンにも刺さりまくるはず。Dolby Atmos 版のほか極上爆音上映も決定しており、音響設備の整った環境で鑑賞することを全力でお勧めしたい。
(C) 2025 LOS DESERTORES FILMS, A.I.E., TELEFONICA AUDIOVISUAL DIGITAL, S.L.U.,FILMES DA ERMIDA, S.L., EL DESEO DA, S.L.U., URI FILMS, S.L.,4A4 PRODUCTIONS
『さよなら、僕の英雄』(6月19日公開)
デンマークで歴史を塗り替える記録的ヒット!マッツ・ミケルセンに心揺さぶられるおかしくも切ない異色作
提供:スターキャット
“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが、自分をジョン・レノンと思い込んだ愛おしく哀しいキャラクターを演じる、スリルとユーモアに満ちた異色のドラマ。デンマークで実写映画歴代1位に輝き、同国のアカデミー賞ロバート賞では13部門14ノミネートを果たし観客賞を受賞した。
強盗の罪で服役していたアンカー(ニコライ・リー・コス)が15年ぶりに出所すると、兄マンフレル(マッツ・ミケルセン)はなぜか自分のことをジョン・レノンと思い込んでいたという奇想天外な出だしから目がくぎづけになってしまう本作。
逮捕される直前にマンフレルに託した大金を取り戻そうと奔走するアンカーだが、何をしでかすかわからない兄に翻弄されまくる。すっかりジョン・レノンなマンフレルの記憶を呼び起こすためにビートルズの再結成を心に決めるも、行く手には風変わりな人々ばかりが集まり、しまいには大金を狙う悪魔のような大男も絡み合い……と予測不可能な出来事が連続。おかしくも常に緊迫感漂う独特の味わいに、病みつきになること必至だ。
そして物語はさらに意外な方向へと転がっていき、兄弟の哀しい秘密が明かされる展開では、点と点がつながる驚きと快感が待ち受ける。
なかでも目を引くのは、自身のアイデアからメガネをかけ、髪にパーマをかけて役づくりに臨んだというマッツの好演。ある過去を抱えながら、ギリギリの状況で命をつないでいる男性の切実さを繊細に体現。あらためてマッツ様の名優ぶりを目の当たりにする一作だ。
(C) 2025Zentropa Entertainments4ApS & Zentropa Sweden AB.
『四月の余白』(6月26日公開)
人は変われるのか?更生施設を舞台にした罪と赦しの物語に心をかき乱される
提供:アークエンタテインメント
『ミッシング』では失踪した娘を捜し求める母親を通してSNSとメディアの闇を、『空白』では娘を亡くした父親を通して不寛容な社会を描き、傑作&問題作を次々と発表。日本映画界で最も注目される監督の一人である吉田恵輔監督(※吉=つちよし)の新作は、とある更生施設を舞台に“人は変われるのか?”“人は人を変えることができるのか?”という答えの出ないテーマに真っ向から挑んだ、真骨頂であり、新境地的作品だ。
主人公は、吉田監督自身が荒れていた中高時代に出会った“メンター”とも言える人物をモデルにした、元半グレで元受刑者の西健吾(一ノ瀬ワタル)。今は地方都市で全寮制更生施設を運営している彼が出会ったのは、両親も教師も手に負えない問題児の中学生・海斗(上阪隼人)。“変われない子はいない”と全力で彼と向き合う西と、人の痛みが理解できない海斗の攻防の日々はまったく出口が見えず、終始ハラハラ。
一方、西は今ではテレビで密着されるほど注目を浴びる指導員だが、やがて暴かれる過去は言葉を失うほど壮絶。“ではどうすればよかったのか”と自問自答を繰り返しながら海斗に対峙する中学教師・草野(夏帆)、施設を出た後も試練に苦しむ子どもたち。どうあがいても変えられない現実、決して消し去ることのできない過去の過ち……人々の痛みが容赦なく描かれ、それでも希望を捨てずに生きることはできるのかと心をかき乱されるはず。
過去に犯した罪を胸に問題児たちと向き合う主人公・西がハマリ役の一ノ瀬ワタルもさることながら、“更生の望みゼロ”な海斗役に抜てきされた新星・上阪隼人や、薬物やリストカットに苦しむ詩役の山崎七海(※崎=たつさき)ら、さまざまな事情を抱えた施設の子どもたちを演じる次世代スターにも圧倒されっぱなし!
(C)2026 N.R.E.
『ロングウォーク』(6月26日公開)
スティーヴン・キングの問題作が満を持して映画化!歩くか死ぬかの地獄を類似体験
提供:クロックワークス
“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの長編初執筆作「死のロングウォーク」が、デスゲームの金字塔として映画史に名を残す『ハンガー・ゲーム』のフランシス・ローレンス監督によって満を持して映画化。「歩くか、死ぬか」の地獄のデスレースがノンストップで描かれる。
舞台は、戦争によって国家が分断された近未来のアメリカ。タイトルの「ロングウォーク」とは国をあげて開催される競技のことで、歩き続けるだけで破格の賞金と願いを1つ叶える権利を獲得できるというもの。「時速4.8kmをキープすること」「速度を下回り警告を受けないこと」「最後の一人になるまで歩き続けること」というシンプルながら恐ろしいルールのもと、50人の若者がデスレースに身を投じる。
レースでは最終警告を受けると即射殺。死と隣り合わせの恐怖を味わいながら不眠不休で歩き続ける若者たちがじわじわ追い詰められ弱っていくさまは、疑似体験しているかのような圧倒的なリアリティー。一方で単に恐ろしいだけでなく、若者たちがレースに参加した理由からそれぞれの人生が浮かび上がっていく過程に心を揺さぶられること必至だ。そして若者たちが試練を共にすることで絆を強くするほど、「生き残るのは一人だけ」という残酷な現実が切なく胸に迫る。
レースを取り仕切る鬼少佐を『スター・ウォーズ』シリーズのマーク・ハミルが演じていることが話題だが、レースの参加者を演じる面々も驚くほど豪華。主人公レイ役は、亡き名優フィリップ・シーモア・ホフマンの息子で『リコリス・ピザ』の主演を務めたクーパー・ホフマン。皮肉屋のビリーは、“天使の歌声を持つ美少年”として一世を風靡したギャレット・ウェアリング。『ベスト・キッド:レジェンズ』に抜擢されたベン・ウォン、アカデミー賞ノミネート作『ジョジョ・ラビット』の主演ローマン・グリフィン・デイヴィスと、名子役がすっかり成長した姿を見られるのもうれしいサプライズだ。
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