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ゆうばり映画祭2022、3年ぶりリアル上映も!オンラインとのハイブリッド開催へ

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022のキービジュアル
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022のキービジュアル

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022が、7月28日から8月1日(5日間)にかけてオンラインで開催されることが明らかになった。今年は、7月29日から31日(3日間)まで夕張市でのリアル開催も予定されている。

 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は、「世界で一番、楽しい映画祭」を合言葉に、北海道夕張市で誕生した映画祭。新型コロナウイルスの影響を受けてオンラインでの開催となっていたが、今年は3年ぶりに現地上映も行われる。感染予防および拡散防止に最大限努めるべく、3年目となるオンライン動画配信サービス「Hulu」と、昨年から開設した映画祭公式オンデマンドの2つの配信サービスに加え、映画祭本来の姿である夕張市での現地開催も加えたハイブリッド形式となる。

 2大コンペティション部門への応募総数は、昨年の504作品から約1.5倍増加し、762作品となった(ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門[長編部門]が218作品、インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門[短編部門]が544作品)。なお、配信企画や夕張市内でのリアル上映の詳細については現在調整中。内容が決まり次第、発表される予定となっている。

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 本年のキービジュアルは、札幌在住の画家・モリケンイチが描き下ろしたもので、現代社会の深刻なテーマとキモカワ、ユーモア、ホラー、エロスなどエンタメが同居する世界観を描いてきたモリらしい作風となっている。(編集部・大内啓輔)

モリケンイチのコメント

僕は幼年時代に炭鉱閉山前の夕張に数年住んでいましたので、この話をいただいた際には本当に嬉しく、感慨もひとしおでした。道民にとって誇りでもあるこの文化イベントが歩んできた、夕張に代表される炭鉱街の険しい歴史を思うとき、他人ごとではない強いシンパシーを覚えずにはいられません。今回描いた絵柄のイメージには、多くの映画人たちがこのコンペにかける想いと、数多くの作品が伝え続けてきた映画の魔法に期待する、映画ファンたちの想いを重ねて表現しています。日本のファンタスティック映画が積み重ねた歴史の上に、新たな魅力が付け加わるかもしれないというワクワクするような予感が伝わってくれるといいなと思います。

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