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エジプト神話の神々が変身系スーパーヒーローに

  • キング・オブ・エジプト
    ★★★★★

     エジプト神話の神々を、変身系スーパーヒーローとして描く。そしてビジュアルには、ツタンカーメンの黄金のマスクで知られる"黄金"をたっぷり使う。しかもその黄金の色調は、現存する王の副葬品のような褪せた金色ではなく、それらが作られた時の、激しく光り輝く金色にする。デザインには、古代エジプト文明の図象と色彩を用いる。すると、こんな色鮮やかなアクション・アドベンチャーが生まれる。神話はかなり自由にアレンジ。神々の姿の、普段は人間の形状だがそのサイズが人間より微妙に大きい、という設定がユニーク。「ダークシティ」「アイ、ロボット」のアレックス・プロヤス監督がVFXを大量投入した派手な映像が楽しい。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: TVシリーズ版「FARGO/ファーゴ」のシーズン3が完結して、今回は前のシーズン1、2とは違うテイストだったなあ、とちょっと不満に思っていたところ、このシリーズのクリエイター、ノア・ホーリーが書いた小説「晩夏の墜落」(ハヤカワ・ミステリ文庫)に遭遇。この小説のストーリー構成がかなりTVシリーズ的で、墜落した飛行機に乗り合わせた乗客それぞれがどんな人物だったかが描かれていくという展開は、TVシリーズ「LOST」ぽい。ノア・ホーリーはTV「レギオン」もすごいけどますます要注目。

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