シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

極めて現実的な共感の向こうにあるロマン

  • ビフォア・ミッドナイト
    ★★★★

    このシリーズと共に年齢を重ねた筆者にとっては、”あるある”がいっぱい。セリーヌの体型の変化も共感度満点だが、恋愛観から人生哲学、文学や歴史、下ネタまで、過去、現在、未来と縦横無尽に会話を飛躍させるのは、やはり女性特有のものなのだろうか。シリーズ最高とも言える、とめどなく続くセリーヌのおしゃべり攻撃には、思い当たる節があり過ぎてにやにや。

    ジェシーのヨレっぷりも半端じゃない。が、怒濤の会話劇の中でふと「完璧じゃないけど本物の愛がここにある」なんて台詞が出てくるあたりがツボ。これほど使い古された台詞が、これほどロマンチックかつ説得力をもって聞こえるとは! 黄金トリオの脚本は、さすがなのである。

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今 祥枝

今 祥枝

略歴: いまさちえ/映画、海外ドラマライター。『BAILAバイラ』『eclatエクラ』『日経エンタテインメント!』『日本経済新聞 電子版』ほかに連載・執筆中。ほかにプレス、劇場パンフ、各局のHPなどに寄稿。時々、映像のお仕事。著書に『海外ドラマ10年史』(日経BP社)。海外ミュージカルファン。

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