シネマトゥデイ

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安室でもTRFでもなくオザケンの曲がタイトルになったことで

  • SUNNY 強い気持ち・強い愛
    ★★★★

    心配されたキャストの変更もまったく気にならず、大人時代と高校時代、それぞれのキャストが意識的に近づこうとした努力が見事に成功した。時代が移るシーンに「まばゆい光」を使う演出も効果的で、高校生たちが通学中に踊りだすミュージカル場面なども、楽しさだけでなく、切ないノスタルジーさえ喚起させる。
    タイトルの小沢健二の曲は、劇中で使われる意味も明確なのだが、90年代を回顧させる今作にあって、この「強い気持ち・強い愛」は筒美京平メロディということで、70~80年代歌謡曲テイストも備える。日本人のDNAレベルの聴き心地を伴って、90年代に青春を過ごさなかった人も心躍らせる。その意味で完璧すぎるチョイス。

⇒映画短評の見方

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: 6月にラミ・マレックをインタビューして以来、応援し続けてきた『ボヘミアン・ラプソディ』が日本でもまさかの特大ヒットとなって心から幸せを感じています。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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