シネマトゥデイ

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人生は思い通りにならないことだらけ

  • 誰がための日々
    ★★★★

    撮影当時、二十代後半だった新人監督の長編デビュー作とは思えないヘヴィさ。しかも、どこの国でもありえるテーマを、エンタメ重視のイメージが強い香港映画で描いたことは、かなりの鳥肌モノ。中国仏教の一節から取られた原題が意味するように「どんなに悩み、考えようとも、人生は自分の思い通りにならない」状況が渋滞しまくる。とにかく容赦なく、胸が痛くなる一方だが、部屋のほとんどを二段ベッドが占める共同生活を送るショーン・ユーとエリック・ツァンという2大スターの存在感が後押ししてくれるだろう。Netflixでも配信中だが、劇場の暗闇の中で観ることで、言葉にならない衝撃がダイレクトに突き刺さる!

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『サイバー・ミッション』『ギャングース』『あの頃、君を追いかけた』『妻の愛、娘の時』『リグレッション』『ブレイン・ゲーム』『香港製造/メイド・イン・ホンコン』『榎田貿易堂』『ボス・ベイビー』『友罪』『フューチャーワールド』『聖なるもの』『カンフー・ヨガ』『星くず兄弟の新たな伝説』『風の色』『マンハント』『犬猿』『チェリーボーイズ』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「CREA WEB」にて笠松将、「TV LIFE」にて葵わかなインタビュー記事などが掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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