シネマトゥデイ

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21世紀の先進国に同性愛矯正プログラムがあることに驚く

  • ある少年の告白
    ★★★★

     ゲイであることを告白した高校生が、息子の将来を心配した信心深い両親の勧めで、同性愛を治すための矯正プログラムを受けることになる。これが原作者の実体験で、しかも21世紀に入ってからの話というのだから少なからず驚くが、しかし地域が保守的なアメリカ南部、父親が敬虔な牧師という環境であれば、少年が「やっぱり僕はおかしい、病気だから治さなくちゃ」と思い込んでしまうのも無理はなかろう。迷い葛藤しながらも自らの性的指向を受け入れていく主人公役のルーカス・ヘッジズも好演だが、なにより南部女性らしく夫を立てる控えめな母親が、息子の尊厳を守るため毅然と立ち上がる姿を演じたニコール・キッドマンが素晴らしい。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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