意外に映画がキーワードの“逆『ノッティングヒル』”

2019年12月3日 くれい響 午前0時、キスしに来てよ ★★★★★ ★★★★★

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午前0時、キスしに来てよ

若干ポスター・ヴィジュアルも意識してるように、“逆『ノッティングヒルの恋人』”で、そんな「現実離れした設定・展開をいかに楽しむか?」が肝になってくる。明らかに変顔連発のコメディエンヌの方が魅力的な橋本環奈は、『かぐや様は告らせたい』より耀きを放ち、対する片寄涼太も『PRINCE OF LEGEND』より強い王子感を放ち、尻フェチ設定も難なくクリア。つまり、キャスティングとしては申し分ないうえ、“基本ハズレなし”な新城毅彦監督の安定感ある演出も手伝って、決して寒いことにはなっていない。群像劇としてのまとめ方もなかなかなのは、「ラジエーションハウス」も手掛けた脚本家・大北はるかの功績かも?

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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