ザ・ブライド!:映画短評
不死の肉体なので、やりたい放題の豪快さとエグさに身を任せて
フランケンシュタインと花嫁という“人造”キャラが織りなすドラマはあくまでスタートポイントで、全体としては懐かしの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』あたりを思い出す、愛と狂気の逃避行。リミッター外した2人の行為は、観ていて痛快な域に突入していく。
どうしてもギレルモ・デル・トロの近作とダブる部分があるが、こちらのC・ベールの方が繊細さに欠ける分、常軌を逸した感が勝り、好みは分かれそう。ブライド役J・バックリーは、日本ではほぼ同時公開の『ハムネット』と観比べれば、演技者としての振れ幅が恐れをなすレベルだ。
フェミニズム的な視点は、P・クルスのサブキャラが担っており、不覚にもテーマが後から競り上がる。
この短評にはネタバレを含んでいます





















