恋のツボを押す脚本と役者の好演が光る

2021年1月27日 山縣みどり 花束みたいな恋をした ★★★★★ ★★★★★

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花束みたいな恋をした

好きな本や映画が同じで、感性の似たカップルの変化を丹念に描き、恋愛したことがある人なら納得なポイント満載。恋を自覚したばかりのドキドキ、想いが通じてラブmaxへと至る心境、就職という現実によって感じ始めるズレからの小さなイライラ……。坂元裕二の脚本が恋のツボを的確に押す。恋愛当事者のさまざまに変わりゆく心もようを見事に描写していて、説得力あり。特に別れる時の男女の対応の差がリアル! 有村架純と菅田将暉が演じる等身大カップルは、最後まで見届けたくなる好感度の高さだ。永遠と思っていた恋愛感情や情熱は実は徐々に薄れるわけで、それをいつかは枯れてしまう花束に例えたタイトルがまた素敵だ。

山縣みどり

山縣みどり

略歴:雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況:リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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