ADVERTISEMENT
今だから、海外ドラマのある生活を <海外ドラマスペシャル> 今だから、海外ドラマのある生活を <海外ドラマスペシャル>

2016年 第68回エミー賞ノミネーション発表!

詳しくはスペシャルサイトで >

2016年 第68回エミー賞スペシャル

デキる男の休日をのぞき見!~リラックスの方法教えます~(4/4)

海外ドラマスペシャル

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア

“秘密”の材料を使った究極の美食

ハンニバル
(C)NBC / Photofest / ゲッティイメージズ

~精神科医ハンニバル・レクターの場合~

 そして、最後に紹介するのが猟奇サスペンス「ハンニバル」の主人公ハンニバル・レクター。そう、映画『羊たちの沈黙』などでもおなじみの人食い殺人鬼レクター博士だ。本作に登場するレクター博士は、まだ殺人鬼としての正体が暴かれる以前の著名な法医学精神科医。犯罪心理の専門家としてFBIの捜査に力を貸しつつ、精神的に不安定なグレアム捜査官のセラピストを務めているのだが、その陰で数々の猟奇殺人を重ねており、捜査に協力するふりをして現場をかく乱しながら、徐々にグレアムを狂気の世界へと追い詰めていく。

 よって、心理学者というのは世をしのぶ仮の姿。彼にとって殺人は本職であり、同時に最大の趣味とも言える。日ごろは本性を隠して殺人鬼の捜査に貢献するわけだが、自らが殺人鬼なので犯人の心理も行動パターンもまるわかり。しかも、プライベートでは邪魔者や関係者を殺して自らの殺人衝動を満たし、巧妙な罠を仕掛けて他人に罪をなすりつけ、FBIの捜査チームを振り回すのだ。

 さらに、レクター博士といえば美食家。自宅には一流レストラン並みのキッチンを備え、珍しい高級食材をふんだんに使い、シェフも顔負けの華麗な手裁きでグルメ料理を作っていく。時には仕事仲間や友人を招いてディナーを振る舞うことも。ゲストにはウサギや子牛の肉だと説明するものの、なんたって人食い殺人鬼の異名を取るレクター博士。犠牲者の一部であろうことは想像に難くなく、視聴者はゾッとさせられるはずだ。仕事では知的で身なりの良い完璧な紳士、私生活では血に飢えた連続殺人鬼。ジキルとハイドの仮面を使い分けるレクター博士の休日は、のぞき見るのにも相当な勇気が必要だ。

ADVERTISEMENT

「ハンニバル」

シーズン1・2はhuluで配信中
シーズン1はdTVU-NEXTで配信中
シーズン1・2はKADOKAWAよりブルーレイ&DVD発売中(シーズン3は8月5日発売)
※シーズン1~3(各13話)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT