木の上の軍隊 (2025)：映画短評

井上ひさし原作の同題舞台の映画化。これまでいくつかの組み合わせで演じられてきた木の上の軍隊ですが、映画ではこの二人になりました。二人ともシリアスからコメディまでできる人たちなので、安心できます。基本的にはタイトル通りの”木の上の二人”だけのお話なので、舞台劇を見ているような感覚になる部分もありましたが、戦闘シーンや幻想のシーンなどは映像でないとできない表現なので、映画化した意味もあると思います。すでに沖縄では公開されていますが、全国公開の際には多くの人に見て頂き、いろいろな感想が出てくることを期待します。