劇場版 時をかける愛 (2022):映画短評
ファンサ満載のTVシリーズ延長戦
デザイナーになった主人公とカフェでバイトする高校生のヒロインが出会う新たな世界線から始まる、TVシリーズからの延長戦。当たり前のように、時空をタイムスリップし、一人二役のキャラが入り乱れる展開に振り回されながらも、それが妙な快感に変わっていくのは相変わらず。TVシリーズに引き続き、ウーバイが歌う楽曲「LAST DANCE」がキーワードとなり、傷害事件が新たな起点になるなど、ファンサービスもあるなか、クライマックスの駆け足感は否めない。解説足らずで、一見さんにはそこそこハードルは高いかもしれないが、可憐なヒロインを使い分けて演じるアリス・クーを愛でる映画としては十分だったりする。
この短評にはネタバレを含んでいます




















