そして恋にはシャンパンを (2025):映画短評
お決まり要素を詰め込んだ量産ロマコメの新作
近年Netflixが量産しているロマコメ映画とクリスマス映画のジャンルに新たに加わった今作は、これまでの多くの作品同様、「映画」というより「消耗品」。この季節に適当に見てそこそこ良い気持ちにさせてくれ、直後には完全に忘れるパターン。さらに、恋を探していない主人公が素敵な遠い街に行って誰かに出会うというのもまたひとつのジャンルになりつつあり、そこも踏襲。
使い古されたお決まり要素が満載で、出会ったばかりのふたりが観覧車に乗って夜景を見るとか、彼氏の愛読書が「星の王子さま」だとか、もはや恥ずかしいレベル。ただ「ダイ・ハード」「ターミネーター2」など映画にまつわるジョークはちょっと面白い。
この短評にはネタバレを含んでいます



















