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「PROJECT R.E.D.」目指すは東映“第3の柱” プロデューサーが挑む仮面ライダー&スーパー戦隊に続く新ブランド設立

「PROJECT R.E.D.」第1弾「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」より
「PROJECT R.E.D.」第1弾「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」より - (C)テレビ朝日・東映AG・東映

 仮面ライダーやスーパー戦隊といった人気特撮シリーズを展開する東映が、新たな映像ブランド「PROJECT R.E.D.」を発表し、その第1弾となる新番組「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」が、スーパー戦隊シリーズの放送枠(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分~)で間もなくスタートする。初回放送に先駆け、チーフプロデューサーを務める久慈麗人(東映)がリモートインタビューに応じ、仮面ライダー、スーパー戦隊に続く“第3の柱”を目指す同プロジェクトの概要について語った。

【動画】「超宇宙刑事ギャバン」最速深掘り!ギャバン蒸着者インタビュー

 「PROJECT R.E.D.」とは、「超次元英雄譚」の英訳「Records of Extraordinary Dimensions」の頭文字を取ってつけられたもの。その名の通り、“赤いヒーロー”が活躍するシリーズで、今後放送されるさまざまな作品がクロスオーバーするなど、多面的な展開が予定されている。

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 東映は毎年、「仮面ライダー」「スーパー戦隊」という枠組みの中で革新的なヒーロー番組を制作してきた。「PROJECT R.E.D.」では、同社の二大特撮に並ぶ「柱となる新シリーズ」を作ることをミッションとして掲げているという。

 「『PROJECT R.E.D.』では、中・長期的に見ても柱となりうる第3のIP(知的財産)、仮面ライダーやスーパー戦隊と並び立つぐらいのブランドを作っていきたいと思っています。1作だけではなく、次々と新ブランドを生み出していくことを目指しています」

(C)テレビ朝日・東映AG・東映

 「PROJECT R.E.D.」に登場する“赤いヒーロー”とは何者なのか。久慈プロデューサーは「全身が赤なのか、一部が赤なのか、それとも精神性が赤なのか……」と切り出し、「“赤”というヒントがあるだけで、今後生まれてくるヒーローは、ある種すごく自由といいますか、発想の幅が広がりますし、ファンの皆さんも『次の赤いヒーローってどんなものが生まれるんだろう?』となると、妄想の幅が広がりますよね。『PROJECT R.E.D.』では、そこを楽しんでいただきたい。これだけ何でもありな枠組みの中で、これからどんな新ヒーローが誕生するのか、楽しみにしていてください」と期待をあおった。

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 そんな「PROJECT R.E.D.」の第1弾として誕生したのが、1980年代に人気を博した人気特撮「宇宙刑事ギャバン」(1982~1983)の精神を踏襲した「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」だ。久慈プロデューサーのもとに企画が届いた当時は、確定事項ではなく「あくまで可能性の一つ」だったという。新たなヒーローブランドの立ち上げとして、なぜ「ギャバン」が採用されたのか。久慈プロデューサーは、「現時点で考え得る最善の一手だった」と語る。

 「スーパー戦隊でも仮面ライダーでもない、3本目の柱を立てたいと思った時に、『宇宙刑事』や『ギャバン』といった単語は、今聞いても、そのワードからいくらでも発想が膨らむくらいのパワーを持っていると感じたんです。当時作品を観ていなかったとしても、『ギャバン』って口に出したくなるワードだったり、『宇宙刑事』からも壮大さや正義感みたいなものを感じます。今、新たにそのワードから発想を広げたらどんなものができるのか。そのワクワクも理由の1つです」

 「また、『ギャバン』をやるとなった時、スタッフの目の色が変わって、『よし、やってやる』という熱が広がっていくのを感じました。新プロジェクトの第一歩として、熱量やパワーがないと、歴史あるブランドに一気に並び立つ初速は生み出せない。『宇宙刑事ギャバン』は、東映特撮の歴史を振り返った時にも、埋もれず、輝いているように感じていました。これから何年経っても色褪せないヒーローを生み出すためにも、現時点で私が考える最善の一手として『ギャバン』にかけてみようと思いました」

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(C)テレビ朝日・東映AG・東映

 50年の歴史を誇るスーパー戦隊シリーズの放送枠で展開される本作。製作過程においても、同シリーズで培ったノウハウが活かされる瞬間があったという。久慈プロデューサーは、その例として「物量とスピード感」を挙げた。

 「1年間で5人以上のカッコいい戦士を毎年描いてきた我々は、その回数や歴史を振り返っても、日本でこれほど向き合ってきた企業はないと思います。絶対的な勝ちパターンがあるわけではなく、常にチャレンジャーとして手探りで物づくりをしてきました。そういう意味では、今回のような、まっさらなプロジェクトを立ち上げ、新しいものを作ろうというときこそ、スーパー戦隊シリーズを経験してきたスタッフは本当に頼もしいんです」

 数多くのスーパー戦隊&仮面ライダー作品をプロデュースしてきた白倉伸一郎(東映 上席執行役員 キャラクター戦略部担当)からは「スーパー戦隊、仮面ライダーとは別物を目指すが、そのノウハウは活用してもいい」と助言をもらったという久慈プロデューサー。「これまでのフィールドを捨てるのではなく、枠を外へと拡げていく。スーパー戦隊シリーズ50年の歴史は新ヒーローにもつながっていくんです」と語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」は2月15日(日)スタート(毎週日曜午前9時30分~)

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