全知的な読者の視点から (2025):映画短評
愛読者はその小説の結末を変えられるのか
設定が面白い。原作のweb小説もコミックもアニメもまったく知らない状態で見て、設定の面白さを堪能。主人公が、愛読していたweb小説の世界に入り込み、自分はその世界の法則と出来事を知る"全知的な読者"だと考えて結末を変えようとするが、彼自身という新たな要素が加わったことで、ストーリーは彼が読んだ小説の通りには進行しない。このユニークな設定で物語に引き込む。提示された課題をクリアしていくというゲーム感覚、スピーディーなストーリー展開、VFXらしさ全開の派手な映像も気持ちいい。
主人公が「自分が読んだ小説の結末と価値観を拒否するために行動する」という、直球の熱血ドラマも痛快。
この短評にはネタバレを含んでいます





















