メラニア:映画短評
声がイメージと違った。舞台裏は貴重も、あくまでイメージ戦略
日本では、トランプの横の険しい表情くらいしか報道されないメラニア。その声や話し方はイメージをやや裏切るもので、彼女の知られざる活動、家族関係で本質に迫るかと見せかけ、全体には上辺の美辞麗句でまとめられた感が濃厚。オフィシャル宣伝映画のよう。
周囲のスタッフはやけに多様性重宝で、自身も移民の出自。トランプも「なるほど」と聞き入れるアドバイスの才能…と夫の極端な言動を中和する役割が強調されるのを、素直に受け取るべきか。
就任式裏側は貴重ネタの宝庫だし、おなじみのポップスの選曲で観やすい作りは徹底。そこは監督の巧さも、その監督の人選、現在のトランプの政策を重ね、批判的な視点で向き合うことも必要かと。
この短評にはネタバレを含んでいます





















