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正義廻廊 (2022):映画短評

2026年2月27日公開 138分

正義廻廊
(C) 2022 Word By Word Limited / Mei Ah Film Production Company Limited / the Government of the Hong Kong Special Administrative Region. All Rights Reserved.
平沢 薫

容疑者2人の心理の解明が痛みと戦慄を呼ぶ

平沢 薫 評価: ★★★★★ ★★★★★

 両親殺害の容疑者となった男と、その友人。容疑者2人はそれぞれ、犯人は自分ではなくもう一人の方だと主張するが、実際は何が起きたのか。それが、容疑者だけでなく、彼らの家族、弁護士、裁判の陪審員たちなど、複数の視点から描かれていく------と、それだけならありがちだが、本作の魅力は、真相の解明と並行して、容疑者2人の関係性、感情の動きを、時間を遡って謎解きのように少しずつ明かしていく演出にある。

 2人はどのように出会い、どんな関係になっていったのか。その行動の裏で、本当は何を考えていたのか、何を感じていたのか、そして今は何を思っているのか。それが明かされていきながら、痛みと戦慄を呼ぶ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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