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災 劇場版:映画短評

2026年2月20日公開

災 劇場版
(C) WOWOW
斉藤 博昭

見事な映画用編集で『セブン』を思い出す“じわじわ来る”戦慄

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

各1時間の6話ドラマを約2時間の映画にまとめる。6話それぞれで描かれた6つの場所、人物を、短いシーンで交錯させ、6カ所の事件で背後にいる「男」が浮かび上がっていく過程に戦慄する。映画的編集の巧妙さ、美しさに引き込まれ、そこに香川照之の得体の知れない「演じ分け」がプラスされ、静かなサイコの世界から抜けられなくなる感覚。並列で展開することで「男」の恐ろしさ、真意がより鮮明に伝わるかと。
捜査官も含め6カ所の登場人物たちも、まっとうに生きているようで、それぞれ負い目や邪悪さを備えていたりと、人間の闇が生々しい手触り。
無表情ゆえの怖さ、一見やさしい態度なのに目の奥は…など香川の真骨頂に何度も震える。

この短評にはネタバレを含んでいます
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