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ビートルズがいた夏 (2023):映画短評

2026年7月4日公開 85分

ビートルズがいた夏
(C) LES FILMS CAMELIA, MODERN ELECTRIC PICTURES, TANGAJ PRODUCTION, ARTE FRANCE CINEMA, L’INSTITUT NATIONAL DE L’AUDIOVISUEL, 2024
相馬 学

あの8月のNYは、とてつもなくアツかった!

相馬 学 評価: ★★★★★ ★★★★★

 ビートルズ旋風などの記録映像に、シンプルなアニメ合成でフィクションを被せる試み。観る側の視点が主人公と重なるので、1965年8月のNYの暑い夏を体験しているような気になってくる。

 当時LAで起こっていたワッツ暴動のニュースも交えているが、社会的なメッセージは希薄。ビートルマニアの狂騒と相まったカオティックな熱気の中でも営まれる、ニューヨーカーの静かだが確実に沸騰していくような暮らしが、むしろ先に立つ。

 フッテージでは、ビートルマニアの中にアンチが混じり“ストーンズ最高!”と訴えている場面に笑ってしまった。いつの時代も若者の承認欲求は強い。それもまた、熱気なり。

この短評にはネタバレを含んでいます
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