CBGB ニューヨーク、PUNKが生まれた場所 (2013):映画短評
汚らしい、しかし輝かしいストリート・キングダム
NYパンクの発掘者ともいえるヒリー・クリスタルの変人ぶり、だからこそ築けた偉業にスポットを当てた本作。ユーモアと人間味が魅力を放つ。
ゴキブリとネズミが這い回り、酔っぱらいとジャンキー、時々死体も転がる、衛生も治安もよくない通りにクラブを構え、飼い犬の糞尿も気にせずに店を営業。そんなカオスが若いエネルギーを吸い寄せ、新しい音楽が生まれる。計算では成り立たない、クリスタルの予測不可能な野性がドラマを織りなす。
眉間に皺が寄りまくるA・リックマンの妙演が絶品。音楽的にはこの年代にこの曲!?という違和感もあるが、実在のアーティストに寄せた若い役者たちの妙演はツッコミどころも含めて楽しい。
この短評にはネタバレを含んでいます













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