菊地凛子とからむ『バベル』のシブイ刑事役二階堂智を直撃!

第79回アカデミー賞

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海外からの注目度も高い二階堂智

 23日、アメリカで第79回アカデミー賞のノミネート作品と俳優が発表された。そこで、発表された一人の日本人女性・菊地凛子。アレハンドロ・イニャリトゥ監督の『バベル』でろうあの女子高生を熱演した彼女は、カンヌ映画祭でも批評家から絶賛された。

 役所広司と菊地凛子の複雑な親子関係に足を踏み入れたことで、苦悩する刑事・真宮賢治役を演じた二階堂智に、アカデミー助演女優賞候補となった菊地との共演について語ってもらった。

 菊地と二階堂の出会いは、2年前のオーディションだった。控え室で初めに会った印象を聞くと「とても真っ直ぐな瞳がとにかく印象的で、役柄への熱意がすごかった」。

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 10か月間にも及ぶオーディションの期間中、何度も何度も呼び出され、最終オーディションには、菊地と二階堂のほか数名にしぼられていた。そこで、二階堂は菊地の役柄への情熱を見せつけられる。

 「オーディションの控え室での待ち時間のあいだ、彼女はずっと手話で話をしていたんです。彼女とはこれまでもオーディションのたびに会ってましたから、その熱意に驚かされましたね。2人で出演できたらいいですね。頑張りましょう! と、手話を使って言ってくれたのを良く覚えてます……。」

 その数か月後、二階堂と菊地は共にイニャリトゥ監督の演出のもと、『バベル』の現場に立っていた。

「スペイン語、英語、日本語、そして手話が飛び交うすごい現場でした(笑)。イニャリトゥ監督は、私たち役者のテンションが、最高の状態になるまで、いつまでも待ってくれるんです。自分と凛子さんとのとても、センシティブなシーンは1週間かけて撮影が行われました。それも夕方から翌日の朝方まで……。役者としてはとてもうれしい環境の中、演技に集中できましたね」

 クライマックスでの、菊地の胸にじかに触れるシーンでは「そのシチュエーションになれないように努力しました……」。というのも、このシーンの撮影だけでなんと3日間もかかったというのだ。「3日間毎日、そのシーンを繰り返すわけなので、だんだん“触れる”ことになれてきてしまうんです。新鮮な驚きを見せられるように集中しました」

 実は二階堂にとって、ハリウッド映画の現場は初めてではない。『ラスト サムライ』が映画デビューという彼は、同作でトム・クルーズ演じる大尉に付き添う少尉役を演じていたのだ。『ラスト・サムライ』に続く本作では静かな希望を与える重要な役を演じ、全米の批評家からも高い評価を受けている。イニャリトゥ監督からは、「彼の演技力の高さとスクリーン上の存在感に、美しさと気高さを覚える」と絶賛され、カンヌ映画祭にも招待された。

「ぼくなんてまるでピンと来てなくて、レッドカーペットでも役所さんにアドバイスを受けながら必死に歩いてたんですが、凛子ちゃんは『大変ですよね!』なんて言っちゃう(笑)。本当に気さくなんです」と凛子を絶賛。

『バベル』という運命的な映画で、彗星のごとく映画界に現われた菊地凛子と二階堂智。無名だった彼らは“戦友”として、映画史上に残る衝撃的なシーンに挑んだ。助演女優賞候補となった菊地凛子を含めて、アカデミー賞6部門にノミネートされた注目作『バベル』。2人が見せる息も詰まるほどの緊迫感をぜひ、劇場で味わってもらいたい。

『バベル』は、ゴールデン・ウィークに日比谷スカラ座ほかにて公開。
『バベル』公式サイトbabel.gyao.jp
二階堂智公式プロフィールtenderpro.net

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