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蒼井優、胸がキュンとします…と完全燃焼?西原理恵子の泣ける絵本キャラに!

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わたし幸せです。
わたし幸せです。

 8日、映画『いけちゃんとぼく』の記者会見が東映・東京撮影所で行われ、いけちゃんの声を担当した蒼井優、ぼく役の深澤嵐、原作者の西原理恵子が登壇した。

 不思議な生き物いけちゃんは西原の長男が描いた落書きがモデルだったという。西原は開口一番、蒼井に「こんなしょぼい役の声をやらせちゃってすみません。おばさんがもっとちゃんと描いていればねえ」と茶目っ気たっぷりに謝罪した。それに対し、蒼井は「アフレコの収録は3日間と短かったので、完全燃焼できたか不安は残りますが」と前置きした後、「こんなすてきなファンタジーにかかわれて本当に幸せを感じています」とコメントした。その後も西原は蒼井に「ごめんね。こんなので」と何度も謝り、会場の笑いを誘った。
 
 本作のロケは全編、西原の故郷・高知県で行われたという。西原は、夏休みを費やしてロケをしたという深澤に、「何にもないところでビックリしたでしょ。でも、あそこ、日本だから」と笑いながら話すと、深澤は「楽しかったです。主人公と一緒に僕も成長したような気がします」という優等生的な答えが返ってきた。本作について、蒼井は「キラキラした子どもたちがたくさん出てきて、そのしぐさを見ているだけで胸がキュンとします。かつて子どもだったころのことを思い出しながら観てほしいですね」と話し、西原も「ぜひ好きな人と一緒に観てください」とアピールした。

 本作はフジテレビ「ザ・ベストハウス123」で絶対泣ける本の第1位に選ばれた、西原原作の絵本の実写化。ぼくの晩年の最後の恋人が不思議な生き物いけちゃんとなって、ぼくの子ども時代に会いに来る。いつも寄り添い、ぼくを見守っていたいけちゃんだが、やがて見えなくなる。果たしてぼくが大人になったとき、二人はまた出会うことができるのか……。切なく甘酸っぱい感動の物語だ。

 映画『いけちゃんとぼく』は初夏より角川シネマ新宿ほかにて全国公開

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