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市原隼人、舞台に初挑戦!「気合を入れる」と意気込みを語るも「女性になりたい」発言?

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しっかりと肩を組む市原と中井
しっかりと肩を組む市原と中井

 28日、舞台「カーディガン」の製作発表記者会見が渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われ、今回が舞台初挑戦となる市原隼人中井貴一中尾明慶ら出演者たちが登場して、時には熱く、時にはリラックスしながら意気込みを語った。

 「カーディガン」は、交換輸血によって今までと正反対の人格が生まれた二人の男がそれぞれ本当の自分は何かを問うという人間の深層を描く人間ドラマだ。

 交換輸血によって優しくなるヤクザを演じる市原は、作品について「人間の二面性が面白く描かれている作品。見終わった後に、いつもと違う帰り道で帰ろうかなとか、違う自分を見つめる楽しさを感じてもらえたらうれしい。舞台が初めてなので気合を入れて、皆さんに楽しんでいただけるように自分ももっと楽しみたいと思います」と初舞台の不安を感じさせない堂々としたあいさつを行った。

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 映画『陰陽師』シリーズで親子を演じて以来の共演となる中井は、「市原くんの成長ぶりはいつもテレビで拝見している。大きくなったなとは思っていたが、ここからいろんなことに挑戦していく第一歩に立ち会えるのが楽しみ」としみじみ語りつつ、「舞台は何十回やっても緊張する。前に初舞台の方を『みんなついてるから大丈夫』って励ましていたが、その方に『中井さん、大丈夫ですか?』って逆に言われたことがある(笑)。なので(励ましは)あんまり言わないようにして、二人で緊張しながら舞台に立ちたいなと思います」と大ベテランでも緊張するという意外なエピソードを告白し、市原をはじめ出演者たちをリラックスさせていた。

 また物語の設定になぞらえ、「どんな人格になりたい?」という質問が出ると、「女になってみたいです。性別が変われば価値観もものの見方も変わるので、それだけで目の前がテーマパークになったような楽しさを感じると思う(市原)」、「役者という商売をやっているといろいろな性格を演じるので、どれが本当の自分なのかわかっていない。(なりたいのは)オカマですかね(笑)(中井)」と、報道陣へのサービスも忘れない一同だった。

舞台「カーディガン」は11月1日~11月23日までPARCO劇場(東京)、11月26日~11月28日まで森ノ宮ピロティホール(大阪)、12月3日~12月5日まで福岡シティ劇場(福岡)にて上演

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