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宮沢りえ主演『紙の月』邦画で唯一東京国際映画祭コンペティション部門に出品!

第27回東京国際映画祭

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日本から唯一のコンペ出品となった『紙の月』
日本から唯一のコンペ出品となった『紙の月』 - (C) 2014「紙の月」製作委員会

 女優の宮沢りえが主演を務める映画『紙の月』が、10月開催の第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に邦画で唯一出品されることが明らかになった。

邦画で唯一東京国際映画祭コンペに出品!『紙の月』フォトギャラリー

 本作は直木賞作家・角田光代の同名ベストセラー小説を基に、夫と二人で暮らす銀行の契約社員・梅澤梨花(宮沢)が、年下の大学生・光太(池松壮亮)と不倫関係になり、次第に転落していく中で引き起こす巨額横領事件を緊張感たっぷりに描いたサスペンス映画。

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 メガホンを取ったのは『桐島、部活やめるってよ』(2012)で日本アカデミー賞監督賞や作品賞などを受賞した鬼才・吉田大八監督。池松のほか、大島優子田辺誠一近藤芳正石橋蓮司小林聡美ら豪華俳優陣が共演している。

 およそ7年ぶりの主演映画について宮沢は「脚本を受け取った日から、撮影が終わるまで、梨花という手ごわい女を演じる覚悟を持ち続けるのは、地球一周マラソンするくらいのエネルギーでした」と撮影を振り返ると、「吉田監督の繊細で粘り強い演出はそんなわたしの栄養剤でした。さらけ出し、走り抜けた作品は、わたしにとって強烈な記憶となりました」と本作の完成をかみしめた。

 吉田監督は今回の出品に「社会の敵として、さわやかに破滅するヒロインの映画が、文字通り世界を敵に回す絶好の機会を得て、とても興奮しています。どうかこの挑発に乗り、彼女がどこまで走り抜けるのかを最後まで見届けてください」と大興奮の様子を見せた。映画祭の花形であるコンペティション部門への出品とあって、世界各国の作品を相手に賞を手にすることができるのか、その結果に期待がかかる。(編集部・吉田唯)

映画『紙の月』は11月15日より全国公開

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