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『orange』若い女性人気で首位デビュー!「まれ」コンビ再び

映画週末興行成績

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今週1位の『orange-オレンジ-』より
今週1位の『orange-オレンジ-』より - (C) 2015「orange」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社

 興行通信社が14日に発表した土日2日間(12月12~13日)の全国映画動員ランキングでは、NHK連続テレビ小説「まれ」で夫婦を演じた土屋太鳳山崎賢人が主演した『orange-オレンジ-』が初登場で1位を獲得した。

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 高野苺の人気コミックを実写化した本作は303スクリーンで公開され、動員26万1,779人、興行収入3億1,177万8,900円を記録。映画の舞台となった松本の劇場・松本シネマライツは、全国で2番目の興収を記録している。客層の男女比は14対86。年代別では10代が最も多いが、20代、30代女性も目立った。鑑賞動機としては「原作が好き」53%、「山崎賢人が好き」36%、「『まれ』の二人が好き」22%と続いた。

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 ダニエル・クレイグ主演の『007 スペクター』は2位にランクダウンとなってしまったものの、先週末の動員は20万3,256人、興収2億8,197万8,800円を記録。累計動員数114万410人、累計興収15億2,478万1,800円となった。

 故・井上ひさしさんの戯曲「父と暮せば」と対になる作品として、井上さんの遺志を継ぎ、山田洋次監督が吉永小百合主演で映画化した『母と暮せば』が3位に初登場。336スクリーンで公開され、動員19万7,460人、興収2億4,442万1,500円を記録した。最終興収21億円を上げた山田監督と吉永のコンビ作『おとうと』の初日2日間興収(動員21万8,171人、興収2億3,592万9,100円/303スクリーン)対比103.6%と好調なスタート。平日が健闘しているとのことで、今後の成績が期待される。

 『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ超MOVIE大戦ジェネシス』は4位に初登場。292スクリーンで公開され、動員18万1,551人、興収2億2,280万2,100円を記録した。

 今週末はいよいよ正月興行の本命『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開。その牙城を『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』がどれだけ切り崩すことができるかが注目となる。その他、『はなちゃんのみそ汁』『ストレイト・アウタ・コンプトン』『ディーン、君がいた瞬間(とき)』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

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【2015年12月12~13日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『orange-オレンジ-』:1週目
2(1)『007 スペクター』:2週目
3(初)『母と暮せば』:1週目
4(初)『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ超MOVIE大戦ジェネシス』:1週目
5(3)『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』:2週目
6(2)『杉原千畝 スギハラチウネ』:2週目
7(4)『海難1890』:2週目
8(7)『ガールズ&パンツァー 劇場版』:4週目
9(5)『映画 ハイ☆スピード! -Free! Starting Days-』:2週目
10(6)『リトルプリンス 星の王子さまと私』:4週目

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