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ゴジラ史上初・劇場版3部作に アニメ版主演は宮野真守

『GODZILLA -怪獣惑星-』 ビジュアル
『GODZILLA -怪獣惑星-』 ビジュアル - (C) 2017 TOHO CO.,LTD

 先日今年11月に公開されることが公表された『ゴジラ』シリーズ初のアニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』が、『ゴジラ』映画史上初の劇場版3部作として制作されていることが明らかになった。26日、東京ビッグサイトで行われたアニメーションイベント「AnimeJapan 2017」で発表された。

【画像】宮野が声を務める主人公ハルオほかキャラクタービジュアル&『GODZILLA』ステージの模様

 ゴジラを頂点とする巨大生物たちであふれかえり、“怪獣惑星”になり果てた2万年後の地球を舞台とする本作。この日「AnimeJapan 2017」で開催された『GODZILLA』ステージには、ボイスキャストを務める宮野真守櫻井孝宏花澤香菜杉田智和梶裕貴諏訪部順一が登壇。これまではそれぞれの役柄は伏せられてきたが、壇上で主人公のハルオの声を宮野が担当することが公になった。宮野は「とても緊張しております。『ゴジラ』の盛り上がりが高まっている中、アニメーションでゴジラの主人公を演じさせていただけるということで、非常に気合が入っております」と意気込み、会場に集まったファンから温かい拍手で迎え入れられていた。

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 本作のストーリーでは、突如現れた巨大生物“怪獣”との戦争の末、敗走を重ねた人類は地球脱出を計画。そして2048年、一部の人間だけが恒星間移民船で11.9光年の彼方にある星を目指し旅立つも、その星も人類が生存可能な環境ではなかった。移民船に乗る青年・ハルオは、4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考えていた。移民の可能性を閉ざされ、船内ではハルオを中心とした地球帰還派は主流となり、人々は危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。だが、帰還した地球は、すでに2万年の歳月が経過し、ゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。

 またこの日はほかキャストの役も発表され、櫻井はハルオの良き理解者で異星人「エクシフ」のメトフィエス役、花澤はハルオの幼なじみでヒロインのユウコ役、梶はハルオを尊敬する若手パイロットのアダム役、杉田は地球生態系の真相を追う環境生物学者・マーティン役、諏訪部はエクシフよりも早く地球に進出した異星人「ビルサルド」でハルオたちのように技官として行動するガルグ役を務める。

登壇したキャスト陣

 さらにイベント内では、特別映像も初公開。ジャングルのような土地、謎の黒い巨大生命体、パワードスーツに乗り込み生命体と戦う人類などが断片的に映しだされていた。監督は『名探偵コナン』シリーズの静野孔文と『亜人』シリーズの瀬下寛之、ストーリー原案&脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの虚淵玄が担当している。(編集部・井本早紀)

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