向井理、祖母の手記を映画化した理由とは?「自分の家族を残したいわけではない」

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本作への熱い思いを明かした向井理

 俳優の向井理が4日、都内で行われた映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』のイベントに登壇し、本作に込めた熱い思いを吐露した。自身の祖母の手記を映像化した作品であり、自ら企画に携わっているが「決して自分の家族を残したいわけではない」と向井は企画理由を明かす。

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 向井の祖母・芦村朋子の半生をつづった「何日君再来」をもとにした本作。戦後の混乱期、夫・吾郎(向井)と妻・朋子(尾野真千子)が時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、壮大な愛の物語が描かれている。

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 「なぜ企画をやったかというと、決して自分の家族を(映像に)残したいというわけではなく、僕はあの時代の人たちはすべからく苦労していると思っていて、そういう時代や先人たちの苦労や悔しい思いを形として残していかないといけないと思ったから」と打ち明ける向井。「この10年、20年ですごいスピードでいろんなものが出ては消え、残せるものが段々なくなってきている状況で、場所がなくなるのと同時にその人たちの思い出もなくなってしまう」と危惧すると、「ロケ場所を探すのも苦労した」と撮影時を振り返った。

 7年越しに実現したと言われている本作の製作だが、「実際は10年近くかかっていて、ゆっくりですけど今このタイミングでできたことには大きな意味があるんじゃないかな」と話す向井は、「自分が見たい映画を実現させていただいた」とも。それは、小津安二郎監督や黒澤明監督が手がけた作品のような、「直接的な表現をするのではなく、ただの会話や背中だったり、そういうイメージだけで二人が思い合っていたことを伝えられる」ものだそうで、「直接言わなくても情景が見えてくる。そういう映画を作りたかった」としみじみ。そして、本作では「(朋子は吾郎に)『結婚して良かった』とは言いましたけど、それ以外に『好き』とか『愛している』とは子供にも夫にも一切言っていない。それでもそういう風に(愛しているように)見える」と狙い通りに仕上がった本作に自信を見せた。

 この日は、俳人の星野高士も登壇し、本作鑑賞後の感想を表した俳句を披露したほか、観客が詠んだ俳句を品評した。(取材/錦怜那)

映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』は6月24日より全国公開

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