裕木奈江、渡米12年後の現在

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「ツイン・ピークス」プロモーションのため来日した裕木奈江

 大ヒットドラマ「ツイン・ピークス」の25年後を描く新シーズンで、『インランド・エンパイア』以来約11年ぶりにデヴィッド・リンチ監督作品に出演した裕木奈江。特殊メイクで目を覆われた謎の女性Naidoを演じ、強烈なインパクトを残した裕木が、2005年に渡米してから12年を経た現在を語った。

【写真】「ツイン・ピークス」裕木奈江の衝撃ビジュアル

 1992年に放送されたスペシャルドラマ「北の国から '92巣立ち」で吉岡秀隆演じる黒板純の恋人・松田タマコを演じて脚光を浴びた裕木。その後、山田洋次監督作『学校』(1993)、1972年の連合赤軍リンチ殺人事件を題材にした『光の雨』(2001)などでキャリアを積み、2005年に渡米。以来、ロサンゼルスをメインに活躍している。

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 渡米のきっかけは、2004年から1年間文化庁の新進芸術家海外留学制度でギリシャに渡ったことが大きかったという。「まずは授業も英語で語学の習得が大変でしたし、それまではマネージャーさんと一緒だったのが、生活の全てを自分一人で行うというのも10代以来だったのでいい経験になりました」。

衝撃のビジュアル…!「ツイン・ピークス」で裕木奈江演じる謎の女性Naido“TWIN PEAKS”: (C)Twin Peaks Productions, Inc. All Rights Reserved.

 帰国後、坂口安吾の妻が書いた「クラクラ日記」を基にした舞台「無頼の女房」(2006)に出演したのち先のキャリアを考えるにあたって、ロサンゼルスでクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』(2006)のオーディションを受ける機会があり、そこから本格的に渡米を考えるようになった。「初めから仕事があるわけではなかったので、日本とアメリカを行ったり来たりしていました。そのうち映画俳優組合にも入れて、『インランド・エンパイア』で憧れのリンチ監督ともお仕事できたので、じゃあ住んでみようかなと。ですから、決して全部を断ち切って行ったというわけではなかったんです」。

 現在も、ロサンゼルスを「活動の拠点」としているわけではなく、年に二回ほどは帰国しており、日本での仕事もやっていくスタンスだという。「アメリカでもそんなにたくさん東洋人の役があるわけではないですし、日本でもやらせていただきたいと思っています。『ツイン・ピークス』のように、『この監督とだったら10時間以上何も見えない状態でもいい』と思えるような方とでしたら、どういう役であっても『やらせてください』というスタンス」だと言い、常に初心を忘れないことをモットーとしている。

前シーズンを上回るぶっ飛びの展開の連続!“TWIN PEAKS”: (C)Twin Peaks Productions, Inc. All Rights Reserved.

 今後、ハリウッドで組んでみたい監督については、「渡米するときにはクリント・イーストウッドさん、デヴィッド・リンチさん、クエンティン・タランティーノさんと思っていたんですね。そのうちお二人は叶ったので……」と恐縮しながらタランティーノの名を挙げる。さらに裕木は、かつてNHKの語学番組「英語でしゃべらナイト」でリドリー・スコット監督にインタビューした経験を振り返り、「宇宙人役でもいいので使ってもらえたらと思っています(笑)」と愛嬌たっぷりに今後の展望を明かした。(取材・文:編集部 石井百合子)

新作「ツイン・ピークス」はWOWOWプライムにて放送中(全18話)
※毎週土曜夜9:00(二カ国語版)、毎週金曜夜11:00(字幕版)
今冬全話一挙放送

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