ゲス男から紳士なクマまで…松坂桃李、難役への果敢な挑戦は「30代に生かすため」の武者修行

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難役への果敢な挑戦を続ける松坂桃李

 今年の10月で30歳を迎える俳優の松坂桃李。2008年、雑誌の専属モデルからキャリアをスタートさせ、その後、スーパー戦隊シリーズで人気を博した彼は、爽やかなイケメン俳優の地位に安住することなく、暗殺者から刑事、ゲス男、ゆとり世代のチェリーボーイまで、実に振り幅の広い性格俳優として進化を遂げていった。リスクを背負ってまで、彼を茨の道に駆り立てるものとは何なのか? 前作に続き日本語吹き替え声優を務めた『パディントン2』の公開を機に、松坂自らが俳優業に対する真摯な気持ちを語った。

【動画】まさにパディントン!紳士なクマ役の松坂桃李

 近年、松坂が演じる役柄の多彩さは目を見張るものがある。とくに昨年は、『キセキ -あの日のソビト-』『ユリゴコロ』『彼女がその名を知らない鳥たち』、さらにはNHK連続テレビ小説「わろてんか」にも出演し、毛色の違う作品で見事な演技を披露。この快進撃について松坂は「20代後半にさしかかったころ、マネージャーさんに『これからは、30代になったときに生かせる仕事がしたい』と相談を持ち掛け、徐々に実践していったら今のスタンスになったんです」と明かす。「昨年は20代最後の年ということで、やれることをとにかくやり切った、という感じですね」。

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 そもそも「石橋を叩いてもなかなか渡らない」という慎重派の松坂が、なぜここまで演じることに貪欲になれたのか。「いろんな経験の積み重ねだと思いますが、やはり、初主演映画『ツナグ』(2012)で樹木希林さんと出会ったことが、俳優として大きな転機になりました。日本には、こんなすごい女優さんがいるんだなと。希林さんともう一度共演するためには、もっともっといろんな役を経験し、自分を磨かなくてはいけない。今トライしていることを継続して、いつか成長した姿をお見せしたい」と目を輝かせる。

 ホラー映画に苦手意識はあるものの、演じる役に「NGなし」と言い切る松坂。それだけに一筋縄ではいかない難役が多いが、「まずは、今まで1度も演じたことのない役。あとは、演じてみないとわからない、予測不能な役も惹かれますね」とあくまでもチャレンジ志向。ここ最近、ゲスな男、病んだ男、クセの強い男など、いろんな“男像”を追求しているようにも思えるが、「役者としての窓口をどんどん増やして、その入り口の鍵を作っている感じです。20代のうちに鍵をとりあえず手に入れて、30代、40代で少しずつその色を濃くしていきたい」と夢を語った。

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 そんな松坂が日本語吹き替え声優を務める本作は、マイケル・ボンドの児童文学を実写映画化した『パディントン』の続編。ペルーのジャングルから憧れのロンドンへ移住し、心優しいブラウン一家に迎えられたクマのパディントンが、ある秘密が隠された絵本をめぐり、落ち目の俳優・ブキャナン(ヒュー・グラント斎藤工)と追いつ追われつの攻防を繰り広げる姿が描かれる。

 今でこそ「待ってました!」と喜びいっぱいの松坂だが、前作では「吹き替えはほぼ初体験。普通は人間役から入っていくのに、なぜかクマ」。先が見えないという点では、『パディントン』も新たな挑戦だった。「台本の代わりに字幕版のDVDを擦り切れるくらい見返して、パディントンの気持ちに寄り添えるよう準備した」と振り返る松坂。「今回は、ロンドンの街にすっかり溶け込んだパディトンが前作以上に大活躍! 面白さは絶対保証します」と力強くアピールしていた。(取材・文・写真:坂田正樹)

映画『パディントン2』は1月19日より全国公開

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