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鈴木杏、7年ぶり主演映画をロケ地にささげる『明日にかける橋 1989年の想い出』

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「静岡の袋井市を中心とした地元の方の映画」と称した鈴木杏

 女優・鈴木杏の7年ぶりの主演映画『明日にかける橋 1989年の想い出』(6月30日公開)の完成披露試写会が5日、都内で行われ、鈴木と共演の越後はる香太田隆文監督が登壇した。鈴木は客席を見渡すと「良かったです。たくさんいらして下さって。(登壇者と)同じくらいの人数だったらどうしようかと思いました」と笑顔であいさつした。

鈴木杏、ロングドレスで登場【写真】

 本作は、主人公みゆき(鈴木)が不況の現代からバブル最盛期の1989年にタイムスリップして、弟を亡くした交通事故を防ぎ、家族の幸せを取り戻そうと奮闘するファミリードラマ。みゆきの高校時代役で映画デビューを果たした越後は「朝早い中からお越し下さり、ありがとうございます」と礼を述べると、太田監督は「朝早いどころか夜明けとともに起きて来て下さった方がいるんですよ」と本作のロケ地となった静岡県袋井市、磐田市、森町から来場した人々を紹介した。

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 そんな地元の方の手厚いサポートのおかげで完成した本作。越後は「2週間の滞在で不安もあったんですが、皆さんが温かく迎えて下さって、毎朝違う味のおにぎりを用意して下さって、それが楽しみでした」とにっこり。鈴木も「都会生まれ、都会育ちなので、もし田舎があったらこんな感じでお散歩するんだろうなと思いながら、やたらと街を歩きました」と嬉しそうにロケ時を振り返った。

撮影を振り返った越後はる香、鈴木杏、太田隆文監督

 また鈴木は、父親役の板尾創路に支えられたことも明かした。「実は、お父さん役が板尾さんだったらいいなとお願いしていた」と言い、「板尾さんだからこその存在感や醸し出される空気感が大きな柱となって映画全体を支えて下さっていますし、わたしの気持ちも引っ張り出してくれました」としみじみと語った。

 一方、太田監督は越後にまつわるエピソードを告白。みゆきはイギリスのロックバンド、ザ・フーが好きという設定なのだが、日本人で言えば尾崎豊をイメージしていたのだとか。とはいえ、世代的に越後が尾崎を知っているとは思わなかった太田監督は、普段どういう音楽を聞いているかをリサーチするが、意外にも「宇多田ヒカルとか尾崎豊」という返事で驚いたという。しかし、そうであれば尾崎の曲に共感するみゆきは演じやすく、太田監督は「撮影の時は、ここは『15の夜』の感じだよ」などと指示していたことを明かした。

 そうして完成した本作。鈴木は「静岡の袋井市を中心とした地元の方の映画」と称すると、「家族の話が軸になっているので老若男女に観ていただける映画だと思います」とアピール。越後は「家族や友だちには日頃から真っ直ぐな思いを伝えられないことが多いと思いますが、この作品を通して、子供は、お父さん・お母さんは、こういうふうに思っているんなだと少しでも感じて、これから相手のことを思って過ごしてくださったらと思います」と心を込めた。(取材:錦怜那)

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