美しいパリで起こる悲劇と再生…『アマンダ(原題)』が東京国際映画祭グランプリを獲得!

第31回東京国際映画祭

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『アマンダ(原題)』より - (C) Nord-Quest Films

 第31回東京国際映画祭のアウォード・セレモニーが2日に EX THEATER ROPPONGI で行われ、最高賞となる東京グランプリ/東京都知事賞には、フランスのミカエル・アース監督の映画『アマンダ(原題)』が輝いた。

第31回東京国際映画祭レッドカーペット写真ギャラリー

 『アマンダ(原題)』は便利屋業をしているダヴィッドがパリに出てきたてのレナに出会って恋に落ちるが、その直後に妹の突然の死によって彼の人生が壊れていくという物語。ダヴィッドは辛さを乗り越え、まだ若い姪っ子アマンダの世話をすることになり……。

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ローラン・ピック駐日フランス大使(右から2人目)がトロフィーを受け取った

 メガホンを取ったミカエル監督はセレモニーを欠席したためビデオメッセージを寄せ、今回の映画祭でコンペティション部門国際審査委員長を務めたフィリピンの映画監督ブリランテ・メンドーサからは、ローラン・ピック駐日フランス大使が代理でトロフィーを受け取った。

 ブリランテ監督が「単純に見えるものの単純な作品ではなく、私たちの心をひきつけ複雑な人間の感情を映画として体験させてくれた」と評した同作はグランプリだけでなく最優秀脚本賞も獲得した。ビデオメッセージの中でミカエル監督は「非常に幸せです。受賞に慣れていないのに二つも受賞し、しかもひとつはグランプリで大きな幸せで大変誇りに思います」とコメント。そして出演俳優や映画関係者たちへの感謝の言葉を口にしていた。

 これから輝きを放つ若手俳優を見出す東京ジェムストーン賞(ジェムストーンは「原石」という意味)は、木竜麻生リエン・ビン・ファットカレル・トレンブレイ村上虹郎の4人が獲得。また観客による投票で受賞作が決まる観客賞は稲垣吾郎主演の『半世界』(阪本順治監督)が受賞した。(編集部・海江田宗)

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第31回東京国際映画祭受賞結果は以下の通り

■東京グランプリ/東京都知事賞
『アマンダ(原題)』(ミカエル・アース監督)

■審査委員特別賞
『氷の季節』(マイケル・ノアー監督)

■最優秀監督賞
エドアルド・デ・アンジェリス監督『堕ちた希望』

■最優秀女優賞
ピーナ・トゥルコ『堕ちた希望』

■最優秀男優賞
イェスパー・クリステンセン『氷の季節』

■最優秀芸術貢献賞
『ホワイト・クロウ(原題)』(レイフ・ファインズ監督)

■最優秀脚本賞 Presented by WOWOW
『アマンダ(原題)』(脚本:モード・アメリーヌ、監督/脚本:ミカエル・アース)

■観客賞
『半世界』(阪本順治監督)

■アジアの未来作品賞
『はじめての別れ』

■国際交流基金アジアセンター特別賞
ホアン・ホアン監督『武術の孤児』

■日本映画スプラッシュ作品賞
鈴木家の嘘

■日本映画スプラッシュ監督賞
武正晴監督『』、田中征爾監督『メランコリック』

■東京ジェムストーン賞
木竜麻生、リエン・ビン・ファット、カレル・トレンブレイ、村上虹郎

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