パティ・ジェンキンス監督注目のテレビシリーズ、出演俳優が語る

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話題作に出演中のディラン・スミス - Wolf Marloh

 映画『ワンダーウーマン』のクリス・パインパティ・ジェンキンス監督が再びタッグを組んだ注目のテレビシリーズ「アイ・アム・ザ・ナイト(原題)/ I Am The Night」について、2月20日、俳優ディラン・スミスが電話インタビューに応じた。

【写真】すでに撮影が終了した『ワンダーウーマン』の続編

 本作は、1947年に全米を震撼させた未解決事件「ブラック・ダリア事件」で犯人の疑惑をかけられた大富豪の産婦人科医師ジョージ・ホデルの孫、フォーナ・ホデルの自叙伝をもとにしたサスペンス・スリラー。実の母親に捨てられ、メイドのジミーに育てられたフォーナ(インディア・アイズリー)は、ある日、ジミーの部屋で自分の出生届を見つけ、そこに記されていた実の母親を捜すために、祖父ジョージの家に連絡を取ってロサンゼルスに向かう。だが、彼女の周りを奇妙な男が尾行し始め……。クリスは元海兵で、過去に「ブラック・ダリア事件」を追っていた記者ジェイを演じ、ディランはジョージのもとで働き、フォーナを尾行する男セップを演じている。ちなみに主演のインディアは、映画『ロミオとジュリエット』のオリヴィア・ハッセーの娘。

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 今作の出演準備にあたり、あえてフォーナの自叙伝を読まなかったというディラン。「僕が読んだのはジョージの息子で、元ロサンゼルス市警の捜査官スティーヴ・ホデルが執筆した『ブラック・ダリアの真実』なんだ。スティーヴはとても有名な捜査官で、ジョージが亡くなる前に、もっと父親のことを知ろうとして自叙伝を書き始めたそうなんだけど、資料を集めようとした頃、ジョージは他界してしまってね。ジョージの妻(スティーヴの母親ではない)からジョージのアルバムを渡されたそうだ。そこには、ジョージの子供の頃の写真や家族の写真のほかに、ある女性と映っている写真があったんだ。調べてみると、その写真はエリザベス・ショート(ブラック・ダリア事件の被害者の女性)だったんだ。その後、スティーヴは10年間かけて自叙伝を執筆し、なぜジョージが『ブラック・ダリア事件』(事件自体は未解決だが、ほぼジョージが犯人だと思われている)の真犯人なのか突き止めようとしたそうだ。僕が演じるセップはジョージのもとで働いている人物だから、フォーナが執筆した彼女の自叙伝よりも、この本を参考にしたんだ」

 セレブ御用達の産婦人科医だったジョージは、中絶することが違法だった頃に、妊娠してしまったハリウッドスターの中絶を記録に残らない形で行っていくうちに、当時ハリウッドの人々に買収されていた腐敗したロサンゼルス市警ともつながっていく。「そのようなことを繰り返しているジョージには、闇の世界に入り込んでいく上で、あえて自分の手を汚さずに、物事を解決させる人物が実際にはいたのではないかと製作陣が想定して作り上げたのが、僕が演じるセップというキャラクターなんだ」同シリーズのほとんどのキャラクターは実在した人物だが、セップは本作のために作られたキャラクターというわけだ。

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 ジェンキンス監督とのタッグについては「パティは『ワンダーウーマン』を製作して、今やハリウッドを代表する大物監督になったが、学生時代には絵画を学び、インディー系映画のカメラオペレーターとして10年以上も仕事をしていたんだ。だから、いかにセットでクルーを動かすか、肌で感じ取って仕事をしているよ。彼女が素晴らしいのは、ストーリーの構成にも長けていて、カメラでの撮影と同様に、ストーリーの構成にもこだわっていることだね。今作では、彼女は脚本を書いていないが、彼女の夫サム・シェリダンが執筆した脚本には(彼女がアイデアを持ちかけたりして)大きな影響を与えていたと思うよ」と語り、これまで出演した作品の中でも、最も落ち着いたプロフェッショナルな撮影現場だったと振り返った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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