『カリオストロの城』が歴史あるフランス・アヌシー城内で上映

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『ルパン三世 カリオストロの城』 - Copyright : TMS Tokyo Movie Shinsha

 今年4月に亡くなった漫画家モンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さん原作のアニメ『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)が現地時間10日、フランスで開催中の第43回アヌシー国際アニメーション映画祭の野外会場アヌシー城で上映された。同上映は今年の「Tribute to Japanese Animation」と題した日本特集の目玉企画の1つで、総合ディレクターの岡本美津子は「先生もこの上映をご覧になられたら、きっと喜んでいたと思います」と偲んだ。

小雨降る中、アヌシー城に集まった観客たち。(撮影:中山治美)

 この日はあいにくの小雨で気温は13度前後と冷え込んだが、実際のお城で宮崎駿監督の劇場長編映画デビュー作である名作『ルパン三世 カリオストロの城』を堪能できるまたとない機会とあって、傘やレインコートで完全防備した観客約100人が集まった。

アヌシー城の周辺には住民がおり、夜中12時までの上映を快諾してくれている。(撮影:中山治美)

 上映前にはこの日のために、ヒロイン、クラリスの声を務めた島本須美からの特別メッセージも流され「当時は声優デビュー1年目で、初々しく感じるかもしれません。出番なのにスタジオにいなかったということを思い出してしまいました」と今だから明かせる失敗談で会場を和ませていた。

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野外上映の映写設備はワンボックスカーの中から! 小雨降る中、傘をさして上映を楽しむ人たち。(撮影:中山治美)

 「Tribute to Japanese Animation」では日本アニメ界の次代を担う若手クリエーター26人を紹介する「NEW MOTION Creator's File 2019」の上映のほか、現在放送中のNHK連続テレビ小説「なつぞら」のアニメーション時代考証を務めているアニメーターの小田部羊一が名誉ゲストとしてマスタークラスを開催。さらに公式上映作品の前には、日本をテーマにしたフランスの芸術学校の生徒による短編が上映されるなど会場は日本一色となっている。(取材・文:中山治美)

「本当は私もアヌシーまで行きたかった」とビデオメッセージを寄せたクラリス役の島本須美。(撮影:中山治美)

第43回アヌシー国際アニメーション映画祭は6月15日(現地時間)まで開催

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