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ディーン・フジオカ、ピアニスト役に恐縮 松下奈緒の前で弾くプレッシャー

北条司が総監督、監督を務めた映画『エンジェルサイン』に出演したディーン・フジオカ
北条司が総監督、監督を務めた映画『エンジェルサイン』に出演したディーン・フジオカ

 放送中の月9「シャーロック」も話題のディーン・フジオカが31日、都内で行われた映画『エンジェルサイン』(11月15日公開)の完成披露試写会に共演の松下奈緒と出席した。劇中、ディーンはピアニスト、松下はチェリストの設定で恋人同士を演じているが、ディーンは「松下さんはピアニスト。ピアニストの前でピアノを弾くこのプレッシャーわかりますか?」と苦笑いしていた。

『エンジェルサイン』予告編

 「シティーハンター」などの漫画家・北条司が総監督を務めた本作は、世界108の国と地域から寄せられた「サイレントマンガオーディション」作品6,888編の中から選ばれた、アジア・ヨーロッパの受賞作品を実写化。受賞作品の「別れの始まり」「空への手紙」「30分30秒」「父の贈り物」「故郷へ」の5作品に、北条が描き下ろした「プロローグ」「エピローグ」を加えて構成された長編オムニバス映画だ。この日はメインテーマ曲「Angel Sign」のオーケストラによる生演奏が行われ、その後にディーンと松下が登壇した。

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 本作はセリフ無しで、音楽と映像のみで展開。松下は「セリフがないことがどういうことなのか、普段はセリフのことを最大限に考えて表現してきたので何をすればいいんだろうと思った」と当初は戸惑いもあったそう。北条の絵コンテを台本替わりに「経験したことがないことばかりで勉強になりました」と撮影を振り返る。

 一方、ディーンも「サイレントという部分が、今思い出すと貴重な経験だったなと思います」と松下に同調。しかし、ディーンはセリフなしの現場が救いになっていたようで「ちょうど死にそうなくらいセリフを覚える仕事をやっていたのですが、この作品ではサイレントでセリフがないので、何て幸せな仕事だなって思いました」と話すと、会場は笑いに包まれた。

エンジェルサイン
松下奈緒とトーク中の様子

 イベントではDEAN FUJIOKAが作詞・作曲を手掛け、松下と共に歌唱する主題歌「Chasing A Butterfly feat. Nao Matsushita」の話題にも及び、ディーンは「人の声が聞こえてこない作品ですが、エンディングで曲が流れてきた時に(そのボーカルで)やっと聞こえた、と感じると思います。人間の声は温かみがあって、いろんな情報量を伝えてくれるんだということに気付かされ、ハッとさせられると思います」とコメント。

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 劇中、ディーンがピアノを弾く場面もあるが、ピアニストでもある松下の前で弾くのはプレッシャーだった様子。「松下さんがどれくらいお上手か皆さんご存じだと思うのでわかりますよね。北条監督の誕生日が撮影中にあったんですけど、松下さんが『どいて』って感じでピアノに座って、誕生日の曲をすごく難しいアレンジで弾いて、その場の空気をあっという間にハッピーバースデーの空気に持っていったのを見た時はすごいなって思いました」と述べると、松下は照れくさそうな表情。「北条先生の代表作である『キャッツアイ』の曲を弾いていたら、ディーンさんも乗ってきてくれたりしました」と盛り上がっていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『エンジェルサイン』は11月15日よりユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国公開

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