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米倉涼子、着物姿で途絶えぬ日仏交流祝福 フランス映画祭無事開幕!

フェスティバル・ミューズとして登壇した米倉涼子
フェスティバル・ミューズとして登壇した米倉涼子

 女優の米倉涼子が10日、横浜市で開催された「フランス映画祭2020 横浜」のオープニングセレモニーに登壇。同映画祭のフェスティバル・ミューズとして艶やかな着物姿で壇上に上がり、映画祭の開幕宣言を行った。

【画像】オープニングセレモニーの様子

 ユニフランスが主催する同映画祭は今年で28回目の開催となる。毎年、日本初公開となるフランス映画の新作を中心に上映が行われるが、今年は6月25日から28日にかけて開催予定だったものの、新型コロナウイルス感染症の影響で、6月の開催が見送りとなり一時は年内の開催も危ぶまれた。12月に延期するかたちで無事開催となり10本の長編が上映される。オープニング作品は、同映画祭のフランス代表も務めるイザベル・ユペール主演の『ゴッドマザー』。そのほか、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の家族ドラマ『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』、べレニス・ベジョルイ・ガレルが声優を務め第42回アヌシー国際アニメーション映画祭グランプリに輝いたアニメ『FUNAN フナン』など。

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 米倉は「わたしはここ横浜が好きです。そして映画が好きです」と切り出し、「今年は日本だけでなく、世界中でたくさんの人が辛い経験をされたと思います。そんな中、フランスの映画人の来日は叶いませんでしたが、彼らの素晴らしい映画が来日しました。こうして日本とフランスの国際交流が日が途絶えることなく、映画祭が開催されることを嬉しく思います」とコロナ禍で無事開幕を迎える喜びを語った。

 またフランス映画と自身の関わりについて「わたしはシリーズドラマとかでシリアスなドラマを見ることが多いんですが、(フランスの)映画はドキュメンタリー映画を拝見することが多いです。今回も一足早く一つ(映画祭に参加する)ドキュメンタリー映画を見ましたが、素晴らしい映画でした」とコメント。日仏イベント開催に華を添えた。

 イベントには林文子横浜市長、フィリップ・セトン(駐日フランス大使)、内田誠(日産自動車株式会社代表執行役社長兼最高経営責任者)も登壇。また、Zoom参加でユニフランス代表のセルジュ・トゥビアナダニエラ・エルストナーも参加した。

フランス映画祭
ビデオメッセージを寄せたイザベル・ユペール

 『ゴッドマザー』に主演するイザベル・ユペールもビデオメッセージを寄せ、「ジョセフ・ロージー監督の『鱒』(1982)で初めて日本を訪れ、熱心で愛情のこもった観客の皆様と出会い、魅了された。尊敬する日本の監督の方々といつかお仕事をするのが夢であるのは言うまでもありません」と日本に対するリスペクトを述べていた。

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 今年はコロナ禍を受け昨年よりも規模を縮小しての開催に。みなとみらいホールでのオープニングセレモニーを取りやめ、3つの会場に分けて密集を避ける形で実施。上映作品を昨年の長編15作品+短編1作品から、長編10作品に縮小。イオンシネマみなとみらいでの通常上映では客席を制限して実施。フランスからのゲスト来日の取りやめ。マスタークラスをオンラインで実施するなどのコロナ対策が行われた。(取材・文:名鹿祥史)

「フランス映画祭2020 横浜」は12月10日~13日までみなとみらい地区中心に開催

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