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坂上忍×くっきー!の絵本「リクはよわくない」アニメ映画化決定

愛犬との日々をつづった「リクはよわくない」が映画に
愛犬との日々をつづった「リクはよわくない」が映画に - (C)坂上忍 / くっきー! / インプレス / MMDGP / リクはよわくない製作委員会

 俳優の坂上忍が書き下ろし、お笑い芸人のくっきー!野性爆弾)が挿絵を担当した絵本「リクはよわくない」がアニメーション映画化され、今年の秋に公開されることが決定した。

 「リクはよわくない」は、坂上が、愛犬リクとの思い出をテーマに、5歳の「ぼく」とイタリアン・グレーハウンドの子犬「リク」のなにげない日々を通して、いのちの大切さを描いた作品。チワワのツトム、ミニチュア・ダックスフントのヨースケ、フレンチ・ブルドッグのマルちゃん、パグのパグゾウなど個性豊かな犬たちが登場し、原作には登場しない細かなエピソードを加えた、オリジナルストーリーが展開する。監督は「おしりかじり虫」第3シリーズなどの荒川眞嗣

 無類の動物好きで知られる坂上は、リクについて「リクとはたった1年しか一緒に暮らせませんでした。だから『僕と同じ過ちを犯してほしくない』という気持ちがあります。もし少しでも可愛いなと思ったら、動物を大事にしてほしいなと。リクを失ったことが今の動物たちとの向き合い方のきっかけになっているんです」と告白。本作について「動物と一緒に暮らす喜びや大変さを伝えたい。どうかこの映画が動物たちを可愛がってくれるきっかけになれたらいいなと思います」とコメントしている。

 一方、絵を担当したくっきー!は、「正直なところ、俺が描いてええんか? と思いました。めちゃくちゃいい話なので。自分のグロテスクな部分をこそいで聖人たる気持ちで描きました」と告白。本作を読み「泣きじゃくりました」と明かし、映画について「目から水分がすごく出て身体がカスカスになりました。高野豆腐を湯がく前のようなね。そのあと風呂に入ったらすぐに戻りましたけど……(笑)なので、映画を観るときは大きめのバスタオルの準備とお風呂を沸かした状態で観に行ってほしいですね」とくっきー! 節で呼びかけている。(編集部・入倉功一)

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