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最恐のあおり運転男役ラッセル・クロウ、参考にしたのは殺人ザメ

映画『アオラレ』より
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 アクションスリラー映画『アオラレ』(原題:Unhinged)でラッセル・クロウがふんした最恐のあおり運転男のモデルとなったのは、もはや人間ではなく、殺人ザメであることが明らかになった。

【動画】ラッセル怖すぎ…『アオラレ』予告編

 凶悪なあおり運転を繰り返し、罪もない人々を突然フルスピードでひき倒したかと思えば、車を降りてもすさまじい暴力を振るうなど、常軌を逸したヤバすぎる男をラッセルが熱演していることで話題の本作。メガホンを取ったデリック・ボルテ監督によると、ラッセルと共に“最恐のあおり運転男”役をつくり上げるにあたり、参考にしたのは『JAWS/ジョーズ』だったのだという。

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 ボルテ監督は「ラッセルと初めて会った時に、僕は“男”を『JAWS/ジョーズ』のサメのような存在として捉えていると伝えた。急に現れたと思ったら、衝撃的なことをして急に姿を消す。次いつ現れるのか、誰にもわからない……。このイメージを共有しながら、役をつくり上げていったんだ」と明かす。

 そしてラッセルはボディースーツを着用して恐ろしさと威圧感を増幅させ、キレたら誰にも止められない男を体現した。ラッセルは「何かをしようとするとき、必ず背後から現れる……それまで彼がどこにいるのか分からないんだ。でもその間に、徐々に近づいてきて、攻撃したと思ったらすぐに姿を消し、しばらく現れない」とまさにジョーズそのものといえる男の性質を説明。

 “男”の標的になってしまうのは、カレン・ピストリアス演じるレイチェルだ。ラッセルは「彼は、獲物を狙っている。レイチェルは、怒鳴る相手とタイミングを間違えてしまったんだ。男は、自分の起こした行動がもたらす結果など気にしていない。すでに常軌を逸してしまっているからね」と続けている。(編集部・市川遥)

映画『アオラレ』は5月28日より全国公開

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