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「おかえりモネ」ヒロイン妹役は?凜とした存在感の美少女・蒔田彩珠に注目

朝ドラ「おかえりモネ」に出演中の蒔田彩珠
朝ドラ「おかえりモネ」に出演中の蒔田彩珠 - (C) NHK

 清原果耶(きよはら かや)が主演を務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が17日に放送開始した。ここでは、清原演じるヒロイン・永浦百音(ながうら ももね)の妹・未知(みち)役を務める蒔田彩珠(まきた あじゅ)に注目する。

【写真】シースルードレス姿が美しい!蒔田彩珠

 「おかえりモネ」は、宮城県・気仙沼に生まれ育ち、同県の登米で青春を送るヒロインの百音が、気象予報という仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく姿を追う。第1週では、百音が山主であるサヤカ(夏木マリ)の家に下宿し、森林組合の見習い職員として奮闘しながら将来を模索する様子が描かれた。

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 気仙沼で暮らす百音の家族も登場し、父の耕治(内野聖陽)、母の亜哉子(鈴木京香)、祖父の龍己(藤竜也)ら永浦家の一員として、蒔田演じる未知の姿もあった。未知は、百音の2歳年下の妹。勉強が得意なしっかり者で、百音とは正反対の性格だが、昔から姉妹仲は良好だったという。父と姉に代わり、自分が家業の養殖を担おうと、水産高校で勉強に打ち込んでいる。不器用で、意地っ張りな一面もあるという役どころだ。出演発表の際、蒔田は未知について「やりたいことに対して真っ直ぐに突き進む百音を、本当は誰よりも応援したいと思っている心優しい子です」とコメントしていた。

 その未知役を担う蒔田は、2002年生まれで、子役時代から活躍をする若手女優。2012年に是枝裕和監督のドラマ「ゴーイング マイ ホーム」で注目され、同監督の映画『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』『万引き家族』に出演した。ほか、朝ドラ「とと姉ちゃん」や映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(主演)などに出演。昨年公開された、河瀬直美監督の映画『朝が来る』では、14歳で出産した息子を特別養子縁組で手放す女性を演じ、第44回日本アカデミー賞の新人俳優賞、第45回報知映画賞の助演女優賞、第75回毎日映画コンクールの女優助演賞、第94回キネマ旬報ベスト・テンの助演女優賞など、映画賞を総なめにし、その演技力が高く評価された。

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 2020年に実施したインタビューでは、憧れの女優として満島ひかりの名前を挙げ、今後の女優業については「是枝監督や河瀬監督から教えてもらった、役の過去をちゃんと考えることを忘れちゃいけないと思います。また、お仕事として演じることをこなすのではなく、一つひとつの役を大切にしていきたいです」と真摯な姿勢をのぞかせていた。確かな実力と凜とした存在感で着実にステップアップしてきた蒔田。朝ドラヒロインの妹役という好ポジションを得て、今後さらなる活躍が期待される。

 なお、待機作には、主人公の声優を務めるアニメーション映画『神在月のこども』や、短編映画プロジェクト『DIVOC-12』などがある。(編集部・小山美咲)

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