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『ワイルド・スピード』第9弾のキーマン!日本人キャスト、アンナ・サワイの素顔

第9弾の重要キャラ・エルを演じるアンナ・サワイ(左)
第9弾の重要キャラ・エルを演じるアンナ・サワイ(左) - (C) 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

 映画『ワイルド・スピード』シリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(8月6日全国公開)で、物語のカギを握る重要キャラクター・エルを演じる日本人キャスト、アンナ・サワイ(29)。15歳の頃に『ニンジャ・アサシン』で長編映画デビューを飾ったサワイは、人気シリーズへの出演について「『今までこんなに幸せを感じたことはない』と思うくらいびっくりしたのと嬉しかったですね」とオフィシャルインタビューで語っている。

【画像】スタイル抜群!エル役アンナ・サワイ

 サワイは、ニュージーランド生まれ・東京育ちのバイリンガル。2013年結成の女性ダンス&ボーカルグループ「FAKY」の元メンバーで、在籍中は登坂広臣のソロツアーでOPアクトを務めたこともある。2019年から本格的に女優業に専念するようになった彼女は、平岳大窪塚洋介が主要キャストに名を連ねるNetflixオリジナルシリーズ「Giri / Haji」にエイコ役で出演。そして『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、初の日本人ファミリーとして、主人公ドミニクたちと一緒に戦う女性・エルを演じている。

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 人気シリーズへの参加は、「ワイスピのオーディションがあるんだけど受けますか?」というエージェントの言葉がきっかけだったという。オーディション参加のためにビデオを送ったサワイは、「しばらくしてから、スクリーニングテストをしたいと言われて、ロンドンに行き、3日間テストをしました。終わってからは全然寝れなくて、時差のせいで夜中に目が覚めるたびに連絡が入っていないかチェックしていました。そして、誕生日の翌朝に合格が入りました」と出演決定までの経緯を振り返る。

 もともとアクションが得意だったサワイは、本作でもミシェル・ロドリゲス(レティ役)やジョーダナ・ブリュースター(ミア役)と共に激しいアクションシーンに挑んでいる。「まず、現地について一番最初に始めたのが、アクションのトレーニングです。もともとアクションをやっていたのですが、子供の頃から戦ってきた説得力のあるパフォーマンスができるように、スタントチームと毎日一緒に練習したり、一人で練習したりしました」

ハン&ミアをサポートするエル - (C) 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

 シリーズ第9弾からファミリー入りしたサワイ。撮影初日こそ不安や緊張もあったが、すぐに共演者と打ち解けることができたといい、「タイリース・ギブソン(ローマン役)があのキャラクターのままで、いつも人を笑わせていたり、歌っていたりしていて、すごく楽しい現場でした」と振り返る。また、撮影中にミシェルが誕生日を迎えると、主演のヴィン・ディーゼルの自宅で誕生日会が行われたそうで、「みなさんのお子さんもいらしゃって、ブランケットを羽織りながら火を囲んで、みんなでお話をしました」とファミリーで楽しいひと時を過ごしたという。

 『ワイルド・スピード』シリーズで大役を任されたサワイは、今後さらなる飛躍が期待される。「まだ、挑戦したことのないジャンルや役柄がたくさんあるので、なんでもやってみたいです」と意欲的な彼女は、「今は色々な機会がありますし、エルのようにいい意味で複雑でその人の過去を感じられるような役を務めていきたいです」と話している。(編集部・倉本拓弥)

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