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『007』Q役ベン・ウィショー、新作スリラーで豹変!本能のままに行動し始める男に

SURGE - Official Trailer » 動画の詳細

 『007』シリーズのQ役で知られるベン・ウィショーが、新作スリラー映画『サージ(原題) / Surge』(24日より米公開)である出来事をきっかけに、本能のままに行動し始める男を熱演している。

【動画】『サージ(原題)』海外版予告

 本作は、ベンとは短編映画『ビート(原題) / Beat』(2013)でも組んだアニール・カリア監督がそこからアイデアを発展させた長編デビュー作。ベンが演じたのは、空港の保安検査員として無気力に働くジョゼフだ。機能不全に陥った家庭で育ち、隣人が毎晩出す騒音にもただ耐えるなど抑圧された人生を送っていたジョゼフが、ある出来事をきっかけに豹変。ロンドンを舞台に内なる野性を解き放ち、後先を考えず突き進み始める。

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 人類が作り上げたストレスを前提にした社会が、いかにして人々を無感覚にしており、“普通の行動”という不文律に従わなければ不安定だとみなされるということに興味を持っていたというカリア監督。カメラは常にベンだけを追い、彼の感情と呼応して動く。カメラが回り始めるまで、ベンからは他のキャスト&スタッフを遠ざけておき、ファイトシーンなど技術的なシーン以外はリハーサルを一切行わず、ひりついた緊張感と予測不可能性を出したのだという。

 ベンが「これは“生きていると感じたい”人についての映画です。死んでいるように生きていた人が、再び“感じること”を学ぶんです」と語っているように、もはや“普通”という概念に縛られなくなったジョゼフの行動を見るのは恐ろしくも、ある意味、スリリングで爽快でもある。ベンはこの演技でサンダンス映画祭特別審査員賞を受賞した。(編集部・市川遥)

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