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第34回東京国際映画祭、イザベル・ユペールが審査委員長

イザベル・ユペール
イザベル・ユペール - (C) Peter Lindbergh, courtesy Peter Lindbergh Foundation, Paris

 フランスの名優イザベル・ユペールが、第34回東京国際映画祭(10月30日~11月8日)コンペティション部門の審査委員長を務めることが決定した。

第34回東京国際映画祭ポスター、コシノジュンコが監修【画像】

 イザベルは『ピアニスト』『ヴィオレット・ノジエール』のカンヌ国際映画祭女優賞など、多数の賞に輝く世界的俳優。第62回(2009年)カンヌ国際映画祭では審査委員長を務めた。東京国際映画祭では、世界から集められたコンペ作品、全15作品を審査する。

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 「第34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います」と話すイザベル。続けて「東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。 本当に何と幸運なことでしょう」とコメントしている。他の審査員(全5名予定)は後日、発表される。

 東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康は「イザベル・ユペールさんは、知性と見識を備えたフランスの大女優であるばかりか、広く国際的な活躍により、今や世界を代表する映画人です。しかも大の日本ファンでもあります。コロナ禍にも拘らず審査委員長として来日して頂けることになり、私たちの映画祭に大きな花を咲かせてくださるでしょう」と期待を寄せている。(清水一)

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