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「カムカムエヴリバディ」で注目!岡山が舞台の映画をピックアップ

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017)は発売中(税抜3,800円、発売元:松竹、販売元:松竹)
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017)は発売中(税抜3,800円、発売元:松竹、販売元:松竹) - (C) 2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会

 現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が好調だ。朝ドラとしては初めて3人のヒロインが登場することも話題を呼んでおり、現在は岡山の地を舞台に、上白石萌音ふんする初代ヒロインの若き日々が描かれている。そこで、岡山県を舞台にしている作品に再注目してみたい。

泣ける…『8年越しの花嫁 奇跡の実話』予告編【動画】

 佐藤健土屋太鳳が共演した『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017)は、岡山県に暮らす中原尚志と麻衣の夫婦によるノンフィクションをもとにしたラブロマンス。結婚を目前に病で昏睡(こんすい)状態に陥り、回復するも相手の記憶をなくした女性と、それでも彼女を愛し続けた男性のおよそ8年の軌跡が描かれる。尚志(佐藤)と麻衣(土屋)が出会う店やデートスポット、プロポーズの場所なども岡山で撮影されており、瀬戸内エリアの光景が物語を彩っている。

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 アニメーション映画では『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(2017)が岡山県は倉敷市児島が舞台。高畑充希がヒロインの森川ココネを演じ、主題歌である「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌ったことも話題になった。瀬戸大橋のたもとののどかな町で暮らす親子の絆が夢と現実を結び付けつつ描かれるなか、高畑は岡山弁も披露。その可愛さも大きな魅力に。舞台となる岡山の風景もアニメーションならでは映像美で映し出されている。

 また、岡山出身の小説家による作品をもとにした作品も、同地が舞台となっているものも多い。林遣都の俳優デビュー作となった『バッテリー』(2006)は、あさのあつこの児童文学を滝田洋二郎監督が映画化した青春ドラマ。林は3,000名のオーディションを勝ち抜き、投手としての才能に絶対の自信を持ち、野球にすべてを賭ける原田巧を演じた。自身も野球を特技とする林の初々しい演技に注目だ。

 2015年公開の『でーれーガールズ』は原田マハの小説を実写化した青春ドラマ。1980年と現在の岡山を舞台に、ある少女たちが育む友情の行方を見つめていく。『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などの大九明子が監督を務め、少女期のヒロインたちを優希美青足立梨花が好演。ちなみに、タイトルにもある「でーれー」とは「ものすごい」といったニュアンスを意味する代表的な岡山弁。全編岡山ロケが行われた。

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 さらに、最近では県外のヒロインが岡山の特産品の魅力に気づき、運命を変える姿を描く作品も。『ハルカの陶』(2019)では奈緒が備前焼のことが頭から離れなくなってしまったヒロイン、『しあわせのマスカット』(2020)では福本莉子が岡山特産のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使った和菓子と運命的な出会いを果たすヒロインをそれぞれ魅力的に演じている。

 ほかにも、これまで何度も映像化されてきた横溝正史の長編推理小説「八つ墓村」も岡山が舞台のモチーフに。横溝が両親の出身地である岡山県に疎開した際の風土体験や、1938年に岡山県で実際に起こった津山事件などが着想の源になっている。小説やその映像化作品がその後のミステリー作品に多大な影響を与えたことは周知の通り。

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