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「鎌倉殿の13人」初回でいきなり衝撃展開…笑いが恐怖に変わる瞬間に戦慄

初回「大いなる小競り合い」より
初回「大いなる小競り合い」より - (C)NHK

 小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の初回が9日に放送され、笑いから一転して恐怖へと変わる衝撃の展開に視聴者が熱狂。タイトルのほか大河ドラマ、三谷幸喜小池栄子、北条政子、ガッキー、首チョンパと複数のワードがTwitterトレンド入りする盛り上がりをみせた(※ネタバレあり。初回の詳細に触れています)

超豪華キャスト!「鎌倉殿の13人」初回場面写真

 初回のエピソードタイトルは「大いなる小競り合い」。冒頭は、主人公・北条義時(小栗旬)が“姫”を乗せて追っ手を逃れ馬を駆るシーンからスタート。“姫”の正体は誰なのか? というミステリーが物語の軸となった。

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 時は1175年。平清盛(松平健)が権力を握っていた世で、義時は兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らと伊豆でのんびり暮らしていた。しかし、父・時政(坂東彌十郎)が3年ぶりに京から戻り北条家がにぎわっていたころ、流罪人・源頼朝(大泉洋)が姿を消し、平家に仕えていた祖父・伊東祐親(浅野和之)が血眼になって頼朝の行方を追っているといううわさが。そんな折、実は宗時が独断で頼朝を北条家にかくまっていたことが発覚。平穏だった日々が一変していくことに……。

 「頼朝の力を得て平家をぶっ潰す!」と野心に燃える宗時に、義時は困惑。しかも、義時は幼馴染で密かに思いを寄せていた八重(新垣結衣)が、頼朝と恋仲になり子までもうけていることを知り大ショック。そのうえ口が軽い兄のせいで北条が頼朝をかくまっていることが徐々に外部に漏れていき、義時は冷や汗をかきながら隠蔽に奔走するハメに。兄から面倒なことを次々に「任せた!」と押し付けられ右往左往する義時の様子や、頼朝に一目ぼれし猛アタックをかける政子の恋模様がユーモラスに展開し、SNS上ではwマークがあふれていた。

 なお、トレンド入りした「首チョンパ」とは時政の発言によるもの。美しい後妻(宮沢りえ)を迎えることになりウキウキしていた矢先に、息子たちから頼朝をかくまっていることを打ち明けられ「もう終わりだ。首チョンパだ」と大騒ぎ。しかし、いざ頼朝と対面すると「割といいやつだったなあ……」とあっさり態度を変え、そんな親しみやすく愛すべき時政のキャラクター像、それを体現する彌十郎の名演が視聴者を魅了していた。

 笑いにあふれていた初回だが、視聴者が息をのんだのが40分過ぎてからのこと。頼朝と八重の子・千鶴丸を巡って衝撃の事件が発生。そこから北条家の状況はさらに目まぐるしく変わることとなり、冒頭の伏線回収、ドヴォルザークの名曲をBGMにした疾走感あふれるクライマックスなど熱狂のうちに幕を閉じた。(編集部・石井百合子)

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