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間宮祥太朗「踊る」本広克行監督とタッグ!脱ヤンキードラマ「ナンバMG5」4月放送

脱ヤンキーを目指す不良役に挑む間宮祥太朗
脱ヤンキーを目指す不良役に挑む間宮祥太朗

 俳優の間宮祥太朗主演で、漫画家・小沢としおの代表作を映像化する新作ドラマ「ナンバMG5」(ナンバエムジーファイブ)が、4月からフジテレビの新枠「水10ドラマ」(22時~22時54分)で放送されることが決定した。「踊る大捜査線」シリーズなどの本広克行監督がメガホンを取る。

TBS系「ファイトソング」が放送中の間宮祥太朗

 本作は、筋金入りのヤンキー一家・難破家に育った次男の剛(間宮)が、脱ヤンキーを目指して奮闘するコメディードラマ。小沢原作の「ナンバMG5」と続編の「ナンバデッドエンド」(秋田書店)を原作に、普通の高校生になるべく、家族に内緒で健全な高校に入学した剛の“逆高校デビュー”が描かれる。

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 家族の前ではバリバリのヤンキー、学校では真面目な高校生という、二重生活をスタートさせた剛は、学校でいじめられている友人を特攻服姿で助けたことから、正体不明の最強ヤンキーとしてのし上がっていくハメに。変身ヒーローのごとく誰にも言えない秘密を抱えた剛は、葛藤のなか、新たな出会いや強敵との戦いを経て、人間的に成長していく。

 間宮は、フジテレビ系ドラマ初主演にして、地上波ゴールデンプライム帯ドラマ初主演となり「新しくできる枠の主演というオファーなので、相応の重圧は感じつつ、声をかけて頂けた事をありがたく思っています」と感謝。「家族からの期待や周囲からの決めつけ、現状の自分と理想の自分、向き不向きやアイデンティティー。剛だけではなく、自分が自分をどう生きるのかという普遍的なテーマが“ナンバMG5”という作品には包まれていると思います。お楽しみに!」と意気込む。

 そんな間宮と新枠に挑む本広監督は「久しぶりの連続ドラマ、久しぶりのフジテレビジョン、久しぶりのコメディー作品」と歓喜。「踊る大捜査線」の連ドラ版から25年が経ち「古巣のフジテレビでコメディードラマを作れるなんて、楽しみしかないです!!」とコメントしている。脚本は『映画 暗殺教室』などの金沢達也が担当する。

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「ナンバMG5」原作書影(C)小沢としお(秋田書店)2005

 フジテレビの栗原彩乃プロデューサーは「“そろそろ学園ドラマが見たい! 汗と涙に胸を熱くさせたい!”消滅の危機にある学園ドラマが大好きな私の悲痛な叫びから始まったこの企画が、主演に間宮祥太朗さん、演出に本広克行監督という、これ以上はない布陣で形になったことに未だに狂喜乱舞しています」とコメント。編成企画・上原寿一(編成部)も「新枠では、いわゆる刑事ドラマや医療ドラマなどどこかで見たことがあるドラマではなく、登場感があり、この枠でしか見られないような新しいドラマにチャレンジしていきたいと思います。そういう意味で、世の中で話題になるような新しいヒーロー像をどんどん誕生させていきます。“ナンバMG5”の剛はまさにそんな新しいヒーロー像となるキャラクターです」と期待を寄せる。(編集部・入倉功一)

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