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「エルピス」人気俳優のサプライズ出演に騒然 クレジットに名前なし

「エルピス-希望、あるいは災い-」3話より
「エルピス-希望、あるいは災い-」3話より

 7日に放送された長澤まさみ主演のドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(月曜よる10時、カンテレ・フジテレビ系)第3話に永山瑛太が予告なしに出演し、ネット上が騒然となる一幕があった(※一部ネタバレあり)。

【画像】ラストの衝撃展開も話題「エルピス」3話

 本作は、深夜の情報番組「フライデーボンボン」のコーナーMCを担当する落ち目のアナウンサー・浅川恵那(長澤)が、ある事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った自分の価値を取り戻していくストーリー。第3話では、浅川が一刻も早く松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪を証明すべく、事件の関係者をはじめ複数の人々に接触するさまが描かれた。チーフ演出が「モテキ」「共演NG」などの大根仁、脚本が朝ドラ「カーネーション」や「今ここにある危機とぼくの好感度について」などの渡辺あやという豪華布陣で、踏み込んだテーマに挑んだクオリティーの高さが回を重ねるごとに話題を呼んでいる。

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 永山が登場したのは、浅川と新米ディレクターの岸本(眞栄田郷敦)が12年前に起きた事件の聞き込みに行った先のこと。被害者遺族に追い返され、作戦を練り直すべく岸本と共に喫茶店に入った浅川はなぜか、目の前を通り過ぎた女子高生たちの後を追い、シャッターだらけの一角に迷い込む。そこに一つだけシャッターの開いた店があり、浅川は店の奥にいる人物に「ちょっとお聞きしていいですか。10年ぐらい前にこのあたりで若い女性が連続して殺された事件を覚えてらっしゃいますか?」と尋ねる。その人物は「藪から棒に……ずいぶん物騒な話題ですね」と切り出すと、「その話をするなら……僕はまずこの店を閉めなければ」「シャッターを下ろして鍵を閉め、この電気を消し、そしてあなたが聞くというのなら、話しますよ」と言う。

 髪を束ねたその男性は「およそ物事はそれが語られるにふさわしい椅子を求めるものです。あなたがお知りになりたいことは言語なんて目の粗い道具だけで救いきれるものではありませんよ」と意味深に話すとサングラスを外し、「そもそもあなた誰なんです?」と浅川に近づいた。その後、浅川の携帯に着信があり、店の外に出た浅川が再び戻ると彼の姿はすでになく、「消えてる……」と浅川。

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 異空間のようにも見える不思議なシーンだが、永山演じるこの謎の男にネット上では「瑛太……?」「声ですぐわかった」「聞いてない」「怪しすぎ」「怖すぎ」と驚きの声が続々。犯人か、それとも被害者遺族なのか、その素性を予測する声も多く見られた。永山と演出の大根は、ドラマ「まほろ駅前番外地」(2013)、「ハロー張りネズミ」(2017)などでも組んでいる。

 この日、池津祥子が新聞記者、安井順平が刑事、木竜麻生が被害者遺族役で新たに出演しており、彼らの名はクレジットにあったが、永山の名はなく現時点も公式からの出演発表は行われていない。

 なお、永山と言えば菅田将暉主演の1月期月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」でも人気キャラクター・犬堂我路役で、初回に予告なしに出演して反響を呼んだ。(編集部・石井百合子)

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